里帰りした空冷機。
エンジンは素組ドノーマル。
今回ワンオフマフラーを投入したので巨匠に燃調をお願いしたわけです。
あくまでもシャシダイナモ上での理想空燃比なので、ベースセットと言う事になりますが、
乗り込んで行く前のこの段階で必要な事と思いまして。
以前、他店での計測ですが、組み上がったあと一度Jamさんで計測してます。
85.3の9.9。
この時は、A/Fはサイレンサーエンドから突っ込んでます。
今回は前後バンク毎にエキパイにボスが設けてあるのでそこで採ってます。
(集合前に計測しないと正確なセッティングが出来ないらしいです。4気筒でも同様。単気筒は楽で良いです…)
そして、マフラーを換えてどうだったか。
巨匠から作業終了の連絡とともにデータが送られて来ました。速い。
ビフォー。
シャシダイのリターダー?を効かせながらの計測なのでパワーカーブが波打ってるのはそのせい。
らしい。
こちらのシャシダイでは90チョイ出てるように見えます。ラム圧掛けてるからか、単に個体差か。
空燃比は2段目が前バンク。3段目が後ろ。
バラバラしてますね!
アフター。
お美事。
92.37hpは過去最高。
ソレよりこのA/F値ですね。
どのスロポジからでも理想空燃比でエンジンパワーを引き出せてます。
勿論、乗ってみての好みや感覚による味付が燃調の肝でしょうが、多分何もしないだろうな(笑)
KTMの時はA/Fも進角も色々やりましたが、乗り方や車両を遣り尽くしながらでしたし。
空冷機は漸くそのスタートに立てたというところ。5年がかりですか…。
いやぁ、楽しみです。
モチベーション上がります。
…ホント?(汗)