1970年生の中古車両を見てきました。
ボクと同じ年のSL350 です。
年相応なのでしょうか。ぼろいです。メインフレームも錆て何度も上塗りされている塗料が地層化している感。
ボディはリペイント済みですね。奇麗。
電装パーツにも一通り手が入っており、このまま直ぐ乗れるそうです。
シートは張り替えられておりノンオリジナル。でもスポンジはグズグズでボロボロと粉が落ちてきます。
エンジンを掛けてもらったら俄然気に入りました。
音が良い。どるん。どっとっとっと、と。
F19、R18たいや。リアケツ下がりすぎ。
原付に跨っているようなイキフン。小さい。
かわいい。
メーターの間のインジケータはヘッドライトのハイビームに連動して点灯します。
かわいい。
汚すぎて、下手に掃除すると壊れるんじゃないか。不具合が出るんじゃないかと思ってしまいます。
錆落としたらボロっと崩れ落ちる系の?
旧車初心者には荷が重いか。
このまま乗れると仰るんですけどね。
レストアベースではなく、「異音なく好調」。
確かにエンジン音は良い音。なのですが、やはり素人には尻込みさせるに十分な見た目でした。
そのまま乗れます、と言われてもなあ。
ホントに何もせず、壊れたら捨てる、乗り潰しても良し、とするならそれもありでしょうが。それには惜しい個体です。
コツコツとパーツを探し、自分で直していける人なら良き相棒になるのでしょうが、ボクはその域にはない。
この手のバイクを安心して託せる方が近くに居ればよいのですが、ボクが知る限りでは富良野にしか居ないので。
残念ながら見送りました。