朝から道の駅でバイクを並べてドヤる行為を
朝ドヤと言います。
まぁ朝活でも朝練でも何でも良いんだけども。
公道で練習はないか。
先日の朝ドヤは時間が早すぎてドヤ出来ず失敗。
平日早朝の大観山スカイラウンジに、殆ど人は居らず。
ランニン・イン・箱根 - Cult Racing diary
折角暗いうちから出てもドヤれない。本末転倒。
なので今日は遅く出ました。6時くらい。もう、日が高くなり暑くなり始めてます。ヤダなぁ。ドヤるのも一苦労。
目的地は、chatFBで「近郊の道の駅で朝ドヤするならどこ?」と訊ねたらオススメされたこちら。
宮ヶ瀬ダムの辺に立つ公園施設駐、鳥居原ふれあいの館。
https://www.toriibarafureainoie.com/。
で、先程ホームページを見るとこんな投稿が。
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残念なお知らせです。
昨日 7/8午後の出来事です。駐車場でバイクの排気音が大きい車両があり、老人が話しかけたところいきなり押し倒されてケガをしたという事件が発生しました。
バイク運転手はすぐに立ち去ったとのことです。津久井警察署が事件の確認をし防犯カメラの検証などを行っています。ここは誰もが宮ヶ瀬の景色に癒されに来る場所です。その思いをかき消す排気音はいかがなものか。残念な思いを持ちます。
警察の対応を見守る一方で、対策を協議していきますが、もう少しマナーや気配りがあってもいい場所ではないかと感じます。
安全安心の場所にしていくためにも皆様と協力していくことは不可欠です。
館長より
−−−
最悪や。
バイク乗りはコレだから嫌い。
結論から先に言っちゃうのもなんですが、さもありなん、と思いました。もう此処にバイクで来ることはないでしょう。
以前先輩と初めて来た時はもう少しマシな印象でしたが。今回は、次はないなと感じました。
とりあえずドヤレポを。
8時到着。ロープで入れなくなっており、前を通過。
だが中を見るとクルマは停まってる。
係の方に聞くと、クルマは入れてるがバイクは08時30分からとのこと。
その時はなんで?と思ったが、きっと先述の暴行事案への対策の一環なのだろう。
いっそバイク禁止にすればいいのに。どうせ金も落とさないくせに吸い殻ばかり落とす奴等だ。
あんな連中、此処には不要。
でも、此処でゴミ収集してくれるなら、それはそれで他の場所には良いのか。公共の福祉のため、犠牲になる場所があるのはやむを得ない。
どこかに使用済み核廃棄物処理施設は必要ってことだ。
そもそも、宮ケ瀬ダムの湖底には村がひとつ沈んでいる。治水とエネルギー開発という「公共の福祉」の為に犠牲になった村。
そういう場所なのだろう。
開場まで30分もあるので帰ろうかと思いましたが、前日FBで「朝ドヤこ舞台はココ」と宣言しちゃったし。
近くの湖畔園地駐車場まで移動して、缶コーヒー飲みながら時間潰して散策。
走りに行けと。散策って、何しに来たのかね。ですが走っても楽しい道でもないし。
コレは観たかった。でも11時まで待ち切れない。
バナーまで用意するほど人気のレギュラー演奏会なのか。機会があれば。
0830過ぎました。移動します。
何だこれは。
既に中高年ライダーの掃き溜めと化していました。ゲップ。
なんなのだろう。あの「お約束のポーズ」?は。
バイクを並べ、自分のバイクの後ろの柵に止まり木として座り、出歯亀のように視線を泳がせながら煙草に火をつける、あの鬱陶しいポーズ。
この集団行動を指すネーミングはあるのだろうか?
まあ、ボクのバイクも五月蠅さでは宮ケ瀬上位入り間違いないので、鬱陶しさでは負けてないけど。
暗い気持ちになりはじめ。再び帰ろうかと思いましたが。
気を取り直して眼前に停めてあったお洒落なバイクのオーナーに許可を得て写真撮らせて貰い、持ち直したり。フェンダーのサインボードには、1920年??
こう見えて旧車ではありませんでした。
所ジョージプロディースの、スネークモータース。懐かしい。まだ売ってるのか。
壊れまくって壊れるたびにカスタムして、で、こうなったと。
オーナー様、とてもお喋り好きな方で、話し出すとやめられない止まらない。ようやく楽しいひと時になりました。
そうこうしてるうちに、友達がTシャツ短パンで登場。わざわざクルマで来てくれた。
と思ったら…
イタ車でした。お洒落な色の。
近所だから寝間着のままのコンビニファッションで来たと。
近所だけど初めて来たと。
宮ヶ瀬に似つかわしく無い、お洒落バイク2台のお陰で救われました。
帰り道。オギノパン本店工場にて。
変わりアンパンお土産に買い、相模湖ICから中央道。昼前には帰宅。
その後監督のお供で夜までプール。疲れました。
というわけで2度目の宮ヶ瀬。
余程でなければもう行くこともないでしょう。
駐車場の感じ、なんだろう。なんだか肌に合わず。
旧車會というわけではないのですが、昭和の青春を未練がましく引き摺り続けてるようなオッサン達が、当時のバイクで当時のファッションで当時の気持ちのまま集団で煙草フカしてる感じが。なんだかダメでした。
上手く言えないのですが。
筑波にも感じる対オッサンネガティブなのですが、筑波のオッサンは、それぞれ「速く走りたい」というシンプルなモチベーションを保ちながら来てるから、居心地悪くないのです。見てる方向は、みな同じ。未来を見てるオッサン。昨日の自分、今の自分を越えたいと思ってるオッサン。
だが、宮ヶ瀬はダメだ。過去しか見てない。一番楽しかった青春のあの頃が、彼らのピーク。中年諦念ライダーズ。
だって、もう走らない(れない)し。仲間とのお喋りで絆を認め合うのが楽しいだけだもの。
更に決め手は…。
オッサンライダーとは対極的な位置にあるオッサンチャリダー達。
多いです。100万越えのチャリで登ってくるオッサンたち。全員、この峠まで自らの脚力のみで登ってきた中年アスリート。
同じオッサンでも纏うオーラが全く違い、キラキラしてる。同じ金掛けるにせよ、彼らは走るのが目的。盆栽は居ない。
居たとしても、非盆栽と同じだけの標高を自らの足で稼げなければ、ここには来られない。装飾品ではなく、機械としての機能を発揮しているわけだ。
当然タバコポイ捨てなんて一人もいない。
お肌に張りがあるつやつや中年チャリダーとの対比が、ボクには惨めに見えてなりませんでした。
という印象を持って帰宅。本当にすみません。
そうそう、ペスパの友人が面白いこと言ってました。
峠、道の駅、SAや、更には高速道路にも、夫々に「カラー」があると。
海老名と談合坂とでは集まるバイクが違うと。
ドカは伊豆箱根、BMWやHDは中央道。ホンマか??
宮ケ瀬は古い国産4発。テイストみたいな?
伊豆スカはリッターSS。奥多摩はツナギにシャツ?
…あるような気もしますが。どうでしょうね。
少なくとも集まる人種は大きな差がある気はします。
バイクメーカーは選好みせず、食わず嫌いはしない主義のボクですが、道の駅は選んだほうがいいかも。
もっと他人のバイクに興味があれば、宮ケ瀬を楽しめるのか?ボクの青春ノスタルジーがバイクと共にあったのなら、此処の空気に肌が合うのか?
でもなあ。本質的な問題。
この辺の道、走って楽しくないのだ。山中湖迄抜ける道も、正直楽しくも気持ちよくもないでしょ。
この辺りを良く知ってるであろう、この近所に住む友人が、宮ケ瀬には寄り付かない理由が分かった気がします。
以上、朝ドヤレポでした。
色々書いてますが、V4の排気音、ほんと五月蠅くてすみません。
ボクは老人を殴り倒したりしないのでお許しください…。