を追ってA子で出掛けましたよ2時半過ぎに。
今年最後の3大流星群だ。
オープンカーで夜空ノムコウを見上げながら走らずにどうする?
で、何処行く?
箱根か富士か。
富士だ。
最後は紅葉台展望台まで、漆黒の闇の中をダート登山道だ。
人っ子一人居ない樹海の中。
途中デカイ鹿に出くわしてビビった。
クマも怖いがヒトのほうが怖いぞ。
それまでずっとオープンだったけど、鹿もヒトも落石も怖いので、最後は閉めた。
家を出るのが遅かったようで、快晴とはいかず。
天空のかなりの面積を雲が覆ってました。
それでも、走りながら4つも流れ星を見る事ができた。
で、ひとしきり走って改めて思った事を書いてしまおう。
A5カブリオ。
運転が楽しくないです。
速い。メッチャ速い。
いや、実際はたかが210馬力程度のセダンだから、加速は大したことない。
ただコーナーがべらぼうに速い。
いや、実際は分からない。ノーマルタイヤだし、横Gの数字自体は大したことがないのかもしれない。
そうなんだけど、
余りにも平然と速い為に感覚とシンクロせず違和感有りまくりで矢鱈と速く感じてしまう。
極端な話、ファーストイン・ファーストアウトで、ハンドル切ってラインをトレースさえしていたら、アクセル踏んだまま何もせずに曲がって行ってしまう。
樹海のタイトなワインディングをかなりのペースで走り抜けてもスキール音すらしない。
限界点が何処なのか分からず怖い。
そして詰まらない。
サスの動きも完璧。大入力にもしなやかな動きで、フィードバックも完全に予想通り。バイブレーション減衰も完璧。不快なお釣りは、一切ない。
高いボディ剛性としっかりした足回り。エンジンよりシャシーが速い。
なのに詰まらない。
高速もACCと車線キープで半自動運転が出来る。
疲れない。しかも屋根が開く。
だけど詰まらない。
正直に言ってしまうと、「運転の楽しさ」はV350が上回るのだ。
コレが最高のファミリーカーたる所以か。
運転中の楽しさを悉く抑え込んで、車に一切の関心を向けさせない。
安全運行と家族の喜びだけを考えてろ。
そんなクルマだ。
AUDIって、どれもそうなの?
四駆って、こうなの?
「運転が全く楽しくない」
今日の夜、家族をお迎えに行った時に運転しながら言ってみた。
するとチーフ曰く。
「運転が楽しいとか楽しくないとか、何言ってるか分からないし」
「だいじょうぶだよ、A子だとわたし楽しいしすぐ寝ちゃうからお父さんも楽しいでしょ?みんなが楽しいってなるから、大丈夫!」
とは監督の弁。
ドライビングプレジャー、なんて戯言。
バイク乗ってんだから、贅沢言うなと。
言うなと。
ひとけのない談合坂サービスエリアにて。
期間限定スタ丼唐揚げ肉祭り。
今日は終日胸焼けでした。