7:【MOTO GENERATIONS in FUJI SPEEDWAY 2023】10/22【MV Agusta F4 1078RR】 - Cult Racing diary
モトジェネ記事第二弾。
ヘルメットテスト。
今回の走行会は3本走れる。ということで3つのヘルメットを持ち込みました。
ただ無為に気持ちよく走るだけでは走行料が勿体無い。タイム出しもコース攻略も最高速アタックも出来ないし。とは言え300km近くでの高速走行が出来るのは日本でもココだけ。
という事で。
ロガーのタイムを読み出せたので、タイムとともに。
一本目ベスト2:03:41。
アイデアルベストが2:02:24
画像もアップされましたので組みあわせ。
最初のヘルメットはRX7旧型。ツナギのカラーに合わせてオーダーしたオリジナルペイントです。
やっぱりカッコいい。
2本目ベストは1:56:33。
アイデアルベストは1:47:01
…って、嘘やろwww
S1000時代の自己ベストに迫るタイムじゃねえか。
どう考えても50切る走りではなかったぞw
ヘルメットは現行RX7のマットブラックにオプションのスポイラー。
3本目ベスト1:56:32。
1/100削った(笑)
アイデアルベストは1:55:81
何だ。こんなもんでしたか。そりゃそうか。
ヘルメットはX lightのX803ULに付属のスポイラーをセット。筑波の時は外してました。
フォトクリ写真は転載禁止。まだ買ってないので画面キャプチャでごめんなさい。
各セッション7〜8周でした。先導の1周と、アウト・インラップ含めてだから、正味5周。
それでも周回遅れが出る。約2分のコースですから、Aクラスでも1周辺り15秒差。まぁそんなもんだろう。それでも走り易い台数でした。富士は広いな大きいな。
さて、ヘルメットテストです。
前回はコチラ。
[第一回ヘルメット大会 - Cult Racing diary
]
第二回ですね。
今回エントリーはこの三個。走行順は左から③,①,②です。
後頭部のスポイラー最長?はx803です。
インプレは走行順で。
①アライRX-7RR5
筑波だとズレて下がってきてたのですが、チークパッドをMの厚みに変えたら問題なくなりました。賞味期限過ぎてますがパッド代えたら延命される??自己責任??
で、ストレートは全く問題なし。ぶれることもなく視界もクリア。
エアロフィンが効いてるのか否かは分からず。角度変えたり外してみたりした人いるのかな?
まだまだ第一線で活躍できますね。
②アライRX-7RRX
現行最新モデルだと思います。オプションのスポイラー付き。
プラセボかもしれませんが、①より更に落ち着いている気がします。風切り音も少ない気がします。ホンマかいな。ですが、カウルに潜る直線も、身体を横にぐりっと出す低速登り区間のヘアピンでも、何のストレスもなく安定してます。
ていうか、これが当たり前だと思ってきたので、次に吃驚するわけですが。
③ノーランX-Light X803UL
驚きました。悪いほうで。
筑波実践投入で感じたのは、ストレートで伏せた際の前方視界の悪さでしたが、それは顎が覗くくらい、オデコ丸出しくらい、浅く被ることでクリア。
問題はそれではなく。
まず、頭上のエアインテーク。
開けてコースインしましたが、ノイズと空気抵抗が凄い!
慌てて閉めました。
次に、口元から、シールド内側、目に吹き付ける風が凄い。
これも慌ててシャッターを閉め、、、られない。操作性最悪。サーキット走行中の操作は難しいです。
それらへの対応をした後でも、風切り音が五月蠅い。
エアロデザインを謳ってる割になんだこれ。アライとの差には驚かされました。
一番ヤバかったのが、300Rで斜め前方からの向かい風。(この日はストレート追い風でした)
ヘアピン立ち上がって右に切り返しての全開区間ですが、ここで頭が煽られます。カウルから出たらだめです。GPライダーたちは、ほんとにコレと同じものを使ってるのか?
個人的には、FSWで使う気にはなれませんでした。確かに軽いですが、ダメでした。使うなら筑波以下のミニサーキットかな。恰好はよいのですけど…。
低速で切り返しなどが多いコースでは首への負担が少ないのかもしれません。
というわけで、なかなか興味深い結果が得られて有意義なテストとなりました。結果はあくまでも個人的感想なので参考までに。
走行ごとにマテリアルを変えてテスト、なんて、プロっぽくて楽しかったです。
タイヤテストやオイルテストは素人には難しいですが、これならだれでもできますね。おすすめ。