Cult Racing diary

Cult Racing log book

100年の恋

正確には1wksの恋ですが。

カタナ。買おうとしてまして。

油冷1400のユニコーンオリジナル刀です。


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本気だったんです。

生保解約してキャッシュも用意してました。

住民票の写しも用意して。

 

ですが、写真を何度も何度も見てるうちに、ふと、違和感に気づいたのです。


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個体差かと思って何台もの写真を調べましたが。どうやらそうではなく。

 

それは、「カウルの合わせ面の処理」という些細な事なのですが。


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…間違いないです。

 


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ココ。


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ココ。


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ココ。

 

何だコレ。

 

因みにホンモノはこんな感じ。


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右側


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左側

 

…まあ、美的センスが良いかどうかでいくと、そこはSUZUKIですよ。

ですが、

1400刀の方は、21世紀の新世代オリジナルデザインを謳うわけですから、

こうした細部の処理はちゃんとして欲しかった。


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カウルを無駄に重ねてどうする。

 

ガックリきて、一気に血圧が下がりました。

 

ココは、エアBOXなのかな?

どうしようもなかった?

一体化させるとかフラットサーフェースにするとか。なんか無かったのだろうか。

うーむ…萎えるなぁ。

 

SUZUKIの油冷の最後にして最大排気量のバイクであり、みんな大好きフルカーボン外装で、そしてあの神戸ユニコーンが刀をオマージュして作ったコンプリートマシン。

模造刀だとしても、ホンモノとは異なる価値があると割り切り、そこに意味を見出していたのです。

ボクは「ハンス・ムート原案の刀的なデザイン」が好きなのであって、1100刀の原理主義者じゃない。(1100だってハンス・ムートの原画からするとかけ離れてる)

1400特有のマッシブに改変された刀デザインも、これはこれで格好良いと思ってましたし、これぞ正常進化とさえ思ってた。

ですがコレは…。

買っても多分、目に入る度に気になる。

 

ブラックのスーツにブラック・タイ。

サングラスにエナメルの靴でバッチリ決めてきた。


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「襟、折れてるよ?」

 

…まぁ、ショップが250万ポッキリとか値下げしてくれてたら、サクッと逝ってしまってたかもしれないのですけどね。

まぁ強気。一年以上売れてないのに、この界隈のバイクは更に値上がりすると読んでるのでしょう。

それに乗っかるのも癪でしたw

 

長考に入ります。怒涛の勢いは無くなりました。現金は一旦積立に戻します。

そのうち手が出せない価格帯のゾーンに入っていくのかも知れませんが、それはそれでやむを得ません。