ボクが知る限り、という前提で。
タイムを削りレースに勝つという一点においては。
軽量化とパワーアップという双方の手段を用いることが出来るとして。
・パワーを上げる方がタイムパーコストに優れる。
・軽量化はパーコストが悪い。
炭素菌や稀少貴金属アレルギーに侵された元信者としては、ついついボンカータンチーに気を取られてしまいますが。
結構なお値段を掛けたとしても、レースで有利に働く影響は極めて少ないです経験上。
それよりも、レギュレーションの中で、最大限の力を振り絞る策を講じた方が絶対に有利。絶対に有利。
一方、軽量化でメンテサイクルを縮める事は稀ですが、パワーアップは確実にエンジンを寿命を縮めますよね。
それは、どれほど優れたチューナーが組んだエンジンでも避けられないでしょう。
錬金術は等価交換が原則なのです。
壊れる前に、メンテナンススケジュールに則って、事前に手を打てば良いのではないか?
レーサーはそれが基本では?
KTMの450はマニュアルのカレンダーに従って時間管理で入庫していました。
ですが、ドカは市販車ですから、「車検毎にチェック」といったカレンダーですよね。
どうすればよいか。
結論としては皆様、壊れたら交換。とのこと。
無尽蔵な資金繰りが出来れば、スーパーバイク並みに先手先手の部品交換すれば良いでしょうが、そうは行かない。
いつ壊れるか分からないから、ならば壊れた時に対処してくのが最もリーズナブルな着地点であろう。
とのことでした。身も蓋もないですが。
・基本方針は軽量化よりパワーアップ。
・だがそれはメンテサイクルとのトレードオフ。
カルト・レーシングとしては、この2点を念頭に置いた盆栽活動を推奨します。
ボクからは以上です。