Cult Racing diary

Cult Racing log book

空冷のメンテサイクル

って、どんなもんでしょう。空冷vs水冷というネタでは無く。

確かに、クーラントラジエーターが無い分、故障個所は減りますが。

そういう事では無く。

 

サスは、ラボカロによるとトラックでは20時間でOHとのこと。

ベルトは、巨匠曰く毎シーズン交換で安心じゃね?とのこと。

タペットクリアランスもその時の年イチチェックで大丈夫だろと。

他は?何をいつやれば予防医療になるのだろう。


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(画像は拾い物です)

KTMのオーナーマニュアルには詳細のカレンダーが記されており。

車体にアワーメーターを付けておいて、その時間に従ってマニュアル通りに行ってました。

タペットクリアランスからカムチェーンからテンショナーから消耗品交換からなにから、全て。

コレは5時間毎、コレは10時間毎、コレは30時間毎と。

とても楽だし、安心して乗れました。しかも、安い。

…たまにはビックリもありましたが。

 

筑波ツーリスト・トロフィーSep.3日前① - Cult99’s diary

コレは生涯忘れられないビックリ事案でしたけども。

モタード使用でのメンテサイクルをロードレース使用に当て嵌めちゃならないという事なのでしょうね。

ドカには稼働時間による基準値は無いのではなく、市販車としての基準しかないのでしょうね。レーサーじゃないし。

 

ドカでレースに出てるマシンはかなり頻繁に壊れてるように見受けられます。

皆さん何ら怯むことなく、バンバン乗って、バンバン壊して、バンバン直してる。

多くの車両はノーマルとは程遠いレーシーなカスタムがなされてるので、そういうものなのかもしれません。

 

ですが、壊れる前に検査やパーツ交換が出来れば、そっちの方が結果的に安くつくし早いしレース前に慌てることも無いですよね。

皆さんは、そーゆーとこはあまり気にしないのでしょうか?

てなことを聞いてみたら、

理想は壊れる前に全交換。motoGPのように、封印されているもの以外、レース毎に全部。なのは間違いないが、そりゃ無理でしょう。
結局いつ壊れるか分からないから壊れた時がメンテタイミング。

みたいなことのようで。

予防医療に年間1000万掛けれるわけじゃないし、毎シーズン新車買う訳にもいかない。なので、本当の消耗品交換以外、壊れたら直すしかない。という事。

 そう割り切って、腹括って、基本のカレンダーだけ守っていけばいいですね。

と、大事なのは、なるべくノーマルのままで乗り続けること。

 

…それが出来れば今頃御殿が立ってるわなあ。