無駄足にもめげず、揺れるオヤジゴコロ。
キャンピングカー欲しい病。
「やっぱ無駄だろ。金ないし。借金して今買わなきゃならないのか?
老後の2000万貯めるどころか、ボーナスもガタ減りで資産ガンガン減ってんじゃん。
今あるクルマで、家族も満足してんだから、十分だろ?」
「人生に無駄はない。借金も資産だ。買わずに後悔より買って後悔。
老後?明日生きてるかもわからないのに?毎日を全力で楽しむのがコロナ禍で学んだ「生きる」ってコトだろ。
今あるクルマで、家族と今しかできない遊びが出来るのか?」
…。
ポンッと買えるキャッシュが有れば悩みみせん。
甲斐性ないです。
もう一年くらい日替わりで「やっぱ今はやめとこう」と「やっぱ今しかない」
が、入れ替わってます。
激しく優柔不断。
そんな思いを断ち切るべく、壮年は北国を目指すのです。
ガラガラの関越自動車道。
谷川岳が美しい。
新潟です。
前オーナーは、ここの親会社の若き専務?も含め、二人で直接対応してくれました。
板金整備や木工職人等を幾つも束ねるHD会社の新事業として昨年?キャンピングカー事業を立ち上げたそうで。
コレは、専務の私物として購入し、開発車兼デモカーとして使用していた1号車だとのこと。
どうりで距離が伸びてません。
プライスは420位。
相場からするとカナリお得です。
架装は試作ぽさも随所にあり、手作り感あるもの。
ですが、家具職人が一点物として丁寧に作ったのが解る。
改修対応もしてくれるとの事で、3人でアレコレ改善アイデアを出し合いました。
足周りは「玄武」というメーカーの総額20万以上の装備で固められています。
内装チェックに3時間程掛けてあらゆる積載やアレンジのシミュレーションをしました。
行けそうです。
続いて試乗。
ボクのハイエース試乗史上最高に近い乗り心地でした。
かなり心が傾きます。
「意思決定は今すぐじゃなきゃダメ?」
聞くと、家族と相談してからでも大丈夫とのこと。
お言葉に甘え、押印はせずに一旦帰宅しました。
ですが、270キロ片道掛けてこのまま手ぶらで帰るのはもったいない。
美味いラーメンか蕎麦無い?
聞くと、二人とも此の店に行って欲しいとの事で。
高速に乗る前寄ってきました。
長岡ラーメン「だいち」。
テーブルには前からのスープ飛散を防ぐセパレータが配されてました。
大盛りチャーシューメン。
おいしかった。
1100円でしたが、交通費はその20倍掛かってますし。
1杯21100円のラーメンがまずい訳ありません。
コーネル大の行動経済学の社会実験で証明されてる通りでした。