Cult Racing diary

Cult Racing log book

エースコック スーパーカップ大盛 いか焼きそば

f:id:Cult99:20181117105613j:image

再食です。

こちらを食したので比較のため間をおかずに。

 

cult-racing.hatenablog.com

本来は同時に食べ比べるべきなのでしょうが、

本来とか厳密とかに拘りはないので。

 

以前のログ。

cult-racing.hatenablog.com

以前ったって、パッケージすら変化なしの最近ですね。

 


f:id:Cult99:20181117105622j:image

で、比較結果なんですけど。

 

車って、70年代のデザインとかサイズ感が、とてもしっくりくるじゃないですか。

精々90年代前半までかな。

マンマシンインターフェイスというか、身体性というか、人間が機械に血を通わせる事が出来るとするならば、ギリギリのサイズ感だったころ。

 

CADとか無かった頃の、1/1クレイモデルでデザイナーが粘土削ってた時代の。

2,3歩で周りを歩けて、両手を広げれば懐に収まるんじゃないかって気すらする、どこか有機的な隙のあるフェイス。

当時のクルマは大半がそんな機械でした。詰め切れてないからこその体温や息遣いを感じられるような。

 

その後、求められるのはアジリティより絶対的動力性能競争になり、更に、時代の要請で安全性能が叫ばれるようになり、車はドンドン肥大化していき、今に至ってます。

 

幾つかの軽が魅力的に映るのは、どうしたって自然な感覚です。

コンパクトでシンプルで軽くて、人の生活と笑顔が中心にあるかんじ。

(一部オラオラ系軽は除くw)

対車の衝突安全では分が悪いですが、道を走る乗用車全てが軽なら、一方的にくちゃくちゃになる事も無いのに。

 

自動ブレーキはおろか、ABSもATすらも無い、勿論TVなんか付いてない。

コキコキとMTを操りながら、軽い箱をひらひら走らせる楽しい緊張感。

居眠りなんかする間もなく運転に集中できて、車の状態と対話できるから、寧ろ安全。

 

快適装備が増せば増すほど、運転が緩慢になり注意力散漫になり、軽微な事故は増えたんですよね。誤発進事故なんて、MTが過半だった頃は皆無だった。

そんな事に思いを馳せました。

 

美味しいんですよ。今のいか焼きそば。

 

ですが、こうして復刻版と比較するに、過剰さを感じました。

まさに「濃い濃いソース」ですよ。

人類の進歩は濃い濃いなのか?

資本主義による成長は、濃い濃いから逃れられないのか?

 

地方移住とか、ミニマリズムとか、ノマドライフとか、シェアリングエコノミーとかが若者に響くのは、

濃い濃いへの反動だと思うんですが。

どうでしょう?