Cult99’s diary

Cult Racing log book

今シーズンのこと。

先日、家族で今シーズン最後のスキーに行ってきました。


今シーズン滑走日数は遂に20日を数えました。
ボク自身、こんなに滑ったのは学生時代以来です。

働き出してからは何年も「滑走日数0日」のシーズンが続きましたが、
子供には四季の遊び、自然の遊びをできるだけ体験させてやりたい、という思いが強くなり、
それに年々少なくなる積雪量にはちょっとした危機感もあり、積極的に山へ行くようになりました。

 

ボク自身が雪国で育ったこともあり、あの楽しさを味わってほしいなという思いと、なのに、親の勝手な都合で雪どころか自然に触れる機会のない東京砂漠で幼少期を過ごさせている罪悪感もあります。


一昨年はオモチャの板でしたが、昨年はちゃんとした板とブーツをセットで買いました。ストックは持たず、ハーネス付けて後ろで引っ張ったり、肩車したりのスキーでした。

 

それが今年は身長が予想を超える伸びを見せ、一人でガンガン滑れるようになりました。
去年の90cmの板では安定性に欠き、見ていても不安定。
年明け、板は110cmのロシに、ブーツは、まだ脱着時の快適性優先でリアエントリーですが、それぞれ新調。


ストックも持って滑るようになり、ツリーランや本格的なGSのレースにも参加しました。

子供用ポールバーンでは遂に母親を上回るタイムで滑るまでになりました。

 

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2シーズンで、この成長。

 

本人は決して運動神経が良い方ではありません。
同級生との鬼ごっこドッジボールは、いつもヤラレてます。所謂「運動音痴」かなあと思ってます。


それが、スキーになると、周りの大きい子や大人より自分の方が「速い」ことが嬉しいようで、得意満面です。

大会で年齢別のメダルを貰えたことが、所謂自己肯定感に極めて大きく作用したようで、
帰ろうと言っても、「もっと滑る」と聞かないし、ゲレンデで見かけた他の人の練習法?を勝手に取り入れ、一人で黙々と滑ってたりして、驚かされます。

 

ところで、

日本の子供に欠けていると言われる「自己肯定感」を伸ばすには、幼少期において兎に角褒めること。
等と言われますが、それには少し懐疑的なんですよね。


子供はウソを見透かすでしょ?
周りの友達と比べて凄くもないのに、いつも親からは「すごいねー!!」なんて言われてたら、親の言うことを信じなくなるでしょ?

と思ってるので、手放しで褒めることも出来ないし、かといって、もっと上を目指せなんてイチイチ難癖付けるのも、ナンセンス。

難しいのです。

 

その意味でスキーは、とてもバランスが取れたスポーツだなあと思いました。
他のスポーツに比べ、初めは誰でも、どんどん、「できる」ようになる。

それは、「初めて立って、転んで、起きて。親は満面の笑みで拍手して。」という、0歳から1歳の乳児に実践した原体験の、再体験。

それも極めて短期間に、簡単に、能動的な意識を持って。
親が手取り足取りやらせるものでもない。自分の身体で、試してみて、出来なかったことが出来るようになる。

雪上という非日常に演出された劇場空間で。


二足歩行は無意識による幼児の進化ですが、スキーでの進化は本人の意識下における身体性によるものです。


しかも、レースに出て他者との相対比較をし、結果が出たら嬉しいし、出なかったら悔しい。

0から「できた」へのギャップが明確で、さらに「勝った」「負けた」の体験も得られます。

本人の達成感は傍から見てても分かります。


親は環境を提供し、見て、喜んでるだけ。

 

「すごかったよ!うまく滑れたね!」

なんて言っても、周りがもっと上手かったり速かったりするのを、本人はちゃんとわかってる。
だから、本人が努力して、学んで成長した結果を褒めるけど、上には上が居ることも、互いにわかってる。

 

「自己肯定感」と「挫折」や「成長欲求」が、とても短期間で体験出来て且つバランスしてると思うんですよね。
しかも、他のスポーツと異なる点は、天性の運動能力に依拠する領域が少ないこと。
なので、たとえ「ウンチ」であっても、前述の達成感が得られるのではないかと思うのです。

 

もっとも、これらの体験はスポーツに限らず、勉強などの文化的活動でも同じ効能が得られるかもしれません。

ですが、運動で得られるそれは、また違うものに思えます。

 

そして運動神経が良いわけではないからこそ、一つでも「得意なスポーツ」があると、将来的なコンプレックス軽減につながると思うんですよね。

(実際、スキーが超上手い「ミスター・ミス球技」を何人も見てきました。彼らは足は遅いしどんくさいし、でも、スポーツマン・スポーツウーマンw)

寧ろ、ウンチにこそ、積極的にお勧めしたいです。スキー。


将来、スキーの選手を目指させるなんて、これっぽっちも考えてません。危ないスポーツだし。


ですが。


高度に管理された都会の、同質化した少数の人間関係しか知らずに育ちつつある子供が、
冬の間だけ、各県から様々な見ず知らずの子供たちが集まり、イコールコンディションで競い合う遊び場、というのは、
なかなか稀有な環境かなあと思います。

 

「来年は負けない!」
なんて言われると、じーんとさせられます。(笑)


で、ココからが本題。

 

スキー帰りの渋滞中、ふと思ったのですが。


・サラリーマン

・子育て中

・旺盛なバイクレース活動

・非資産家w


ボクの友人知人のなかで、この4条件をクロス検索掛けたら、何人出現するだろう?
ごく、ごく僅かしか、思い当りませんでした。

 

やはり、分不相応な遊びなのでしょうか。

時間、頭、心、予算。

自分の器の小ささに、改めて気づかされました。

 

前置きが長くなりましたが、こんなわけで(?)まだバイクに跨ってもいません。
今年は伝説のBOTTにフル参戦と考えていたのですが、初戦は見送りです。

 

マシンは在るしベースセットも出てる。事前に3日くらい走れたら大丈夫かな。

と思ってたのですが、明らかにマインドセットの切り替えが出来ておらず。

更に、仕事のほうも、4月から暫くは平日休みが取れなくなりそうなんですよね…。


家庭と仕事とバイクのバランスに悩まされてます。

 

て、今更?