MVです。
レースの方はすっかりシーズンオフ。
動態保存のシーズンですw
前回走行からは、はや8ヶ月。
走る盆栽号には、ちょうど良い気温となってまいりました。
テイストのライダーさんがピット半分譲って下さいました。GPZ400 。
古いバイク同士、ですね。
筑波最大のレースウィークの水曜。パドックは大盛況でしたから有り難いです。
今日は午後からのA枠二本。
仕事はサボれても朝の送りをサボるのは多大なる影響があるので、
余程の理由が立たなければ、平日は午後枠にならざるを得ません。
タイヤはいつ下ろしたヤツだっけ?青光りしてます。
ま、サーキットツーリングなら大丈夫でしょう。ピレリの懐深さを信じます。
前回はポンプに繋がるタンク内のホースがグズグズになってましたが、他のゴム類も同様な不安がありました。
なので、暖機後も極めて慎重にコースインとアウトを繰り返してチェックしました。
お陰様で無事終了。
まともに走るのは4年振りか。
ホッチョコ走行会でUEDさんに引っ張ってもらいつつ、ノーマルECUでの半ば慣らし走行でしたね。
やっと、完成しました。盆栽号。大事に乗ります。
とは言え、ずっとご機嫌とはいかないのは気難しい美女ならでは。
ピットに戻るとお漏らし。
ピットに戻ってエンジンを止めると途端に水温が上がりました。
ラジエーターやジョイントからのリークでない事を願います。
場所を辿ると、リザーバタンクのホースから「正常に」噴いてました。
容量オーバーでしょうね。
液量は下限に合わさないと。エア噛みかもしれないとの指摘もありました。
MVはクーラント交換が面倒で、フロントをウイリー状態にしないとエアが溜まるそうです。
そのせいかもしれません。
クーラントが入ってるし、この機会にヒートブロックに交換しましょう。
スクリーンが滲んでるのが分かりますか?
クラッチフルードがマスターのタンクから噴き出し、スクリーン内側にべっとり付着してました。
タンクを開けると、ゴムパッキンがビロビロ。
ゴム系の昔から使ってる箇所は全てこの調子でしょうか。
要交換です。
ボクには見慣れた、御馴染のカタチですが、矢張り唯一無二のデザイン。
うーん。このバイクに抜かれたい。
お尻見せつけられたいw
前世紀末の当時受けた、四本出しセンターアップマフラーの衝撃は忘れません。
ですが、今の若いバイク乗りがこれ見たら、どんな印象なのだろう。
「ダサっwww」
なのかな、やはり。
サイドカウルもクイックファスナーを幾つか外すだけです。
オイル、フルード、その他リーク場所がないかのチェックも容易いです。
それにしても美しい。
カウルで隠れる場所なのにデザインされてる。
醜いガチャガチャしたパーツは、慎重に見えない場所に隠されている。
タンブリーニは、916系でやりきれなかった拘りをMVで解放したのでしょう。
クロモリのトレリスフレームも、今回塗装しました。
ノーマルの、艶消しの薄い塗膜も今思えば機能的で良いと思いますが、
全塗装に憧れてましたので。
加えて、スイングアーム、ピボットプレートをバフ掛け。
ピボットは、フレームと同色の薄いシルバーに。
ガンメタを少量加え、立体感を強調する塗装としました。
モノトーンの車体の中にあって、冷たい印象ながらも骨格としての力強さと艶やかさを、連続性を保ちながら際立たせるようにしました。
当時モトコルセのKITさんが頑張って切り出してくれたメタルロゴ。
ドライカーボンのタンク、エアボックスは、セリエオロの純正品。
ボディ全体はクリアブラックで塗装することで、ぱっと見はただの黒いバイクですが良く見るとカーボン!
という、強烈な自己マン車両となります。
ボクも頑張ってたなぁ…あの頃は。(о´∀`о)
走行フィールの方はと言うと。。
以前より、疲れません。何故だろう?
以前は、直ぐに首と腰がやられていたのですが、大丈夫ですね。ツーリングペースだからかな?
にしても、重いです。
ノーマルに比べれば、これでもかなり軽量化されている車体ですが、S1000に慣れた、むしろ450に慣れた身体には、押すのも引くのも「ふんぬっ!」と力を込めねばなりません。
走りだすとすこしはマシになりますが、イマドキのバイクに比べると、特にシケインの切り返し、S字から1ヘア進入等で、マスが集中していない感覚を得られます。
やはり、マフラーの影響がデカイのでしょうか。
エンジンは、トルクが薄いですねー。こんなだっけ?数値上は10kg位あった筈。
ノーマルスロットルはストローク長が大きく、なかなか全開に出来ないと言うのもありますがね。ハイスロ欲しくなりました。
ですが、久しぶりのアナログバイク。
トラコンもABSも何もなく、サスのOHもしてません。
ガバ開けによる唐突なハイサイド!が怖くて開けられなかったというのが、ホントのところ。
路温も20度以下でしたので、接地感を慎重に手繰りながらのツーリングでした。
タイムは取れませんでしたが、感覚的には5~7秒かなあ?
GPSラップタイマーが付いたダッシュロガーをつけているのですが、
調子悪いのかアンテナの結線がだめなのか。ダメでした。
このあたりもチェックが必要です。
とはいえ、漸くMVの行きつくべきところに来られた気がして、愉しく走る事が出来ました。
この子もボクも、ずっとA、B枠で気持ちよく走れる健康を維持する事が出来ればと思います。
それ以上は望むものはありませんね。
本日の○と×
○
「速いがエラいじゃない!」
的な。
エライのは盆栽4本出し。
旧車でサーキット走る人はみんなエライよね。トラブルなく走れて良かったです。
×
OTBさん、690に初乗り初ゴケ。
アジア立ち上がりで開けゴケ。
愉しすぎて調子に乗っちゃった、とのこと。
これは○かな?
追記:
帰路、マックで反省会しました。
タテヨコの比率がなんかおかしい2台で。
ハッピーセットでヘルシーに。
喜んでくれるかな?
後日、なんかの刑に処されてた。
追記②
昨年同期のデータ。この時から何も変更点無し。
トルク12キロもあるのかな?後軸だから間違いは少ない筈ですが。
開けられてないからな?