決勝篇。
続きです。絵日記風に進行します。
オレンジさんことIKBさんが、事前通告なしに来てくれました。
で、スタート前集合場所からコースインゲートを潜ってグリッドに行く直前に「ピットクルーパスがないからここで!」と。
言ってくれてたらパス渡してたのに、今ここで言うか!w
ポールポジションにて。前回面食らったシグナルの見え方をチェック。
シグナルに目をやると、正面を見れないのです。困ります。
で、ハンドルグリップに注目。カバーがついたまま。
この後、グリッドガールのニャンコ先生が気付いてくれました。ふぅ。
傘を取りにご自分の車まで走ってくれたり細やかなお気遣いはさすがグリッドガールの大ベテラン。目線が只者ではありません。
スタートは、エンストだけは避けようと。そろり、まあまあのスタート。
ですが、それではこうなります。
3番手で1コーナーに。
#45#29#99の順です。
29号車は2周目の1コーナーで無理やりパス。
トップで逃げる45号車との差が少ないうちに前に出ないと、距離が開くばかりなので、少々強引に。
うーん。。
バンク浅いですね。左コーナー恐怖症。膝摺らない。ズバッと倒してクルリと行きたいです。
この後、6周目で2.233のファステスト。
一時は2秒差あった45号車とのギャップを詰めましたが。
コーナースピードが違い、追突を避けてラインを外してしまいます。
45号車、上手いです。美しいリーンウィズ。走行ラインも乱れがありません。抜きどころがない。いぶし銀の走り。ベテランであることが見て取れます。
きれいですねー。でも、コーナーは遅いんです。しっかり止まって、素早く立ち上がる。
ボクはそれができず、突っ込みそうになってラインとタイミングを崩してばかり。
下手です。
しかも、45号車は直線が速い。最大値である1290cc?までボアアップしてるとのうわさも。いいなあ。。。
一度2ヘアで刺して、1位で戻ってきたのですが。
ファイナルアップの1コーナーでインを閉じたら止まれずラインを外し。
待ってましたとばかりにズバッとクロスで抜かれ。狭いドアをこじ開けるように。ぶつかるかと思って起こして、すぐ寝かしてアクセルワイドオープンでリアスライド。一瞬ハイサイド。焦った。
で、S字をぶっ飛ばして次の1ヘアで焦ってオーバースピードで前に出てしまい、クロスで抜かれ。
立ち上がりでさらに焦ってシフトミス。万事休す。
悔しい二位でした。落ち着いてレースしていたら、勝てたかもしれない?
と、思わせるだけで、相手はまだまだ余裕があったようにも思えます。
何故ならボクを抜いて抑えて走った最終周で自己ベストですからね。惨敗でした。
メモ。残ガス1.9L。ぎりぎりでしょう。
再レースの際の手筈を整えてませんでした。以前、ガス欠で負けたことがあるのに。反省。
DJシモさんの実況が素晴らしいです。
ウチのチーフは筑波嫌いなので現地には来ませんが、現地で見るより分かりやすくて面白かったと好評でした。コレなら尚更現地に行く意味ないとのことでした。
渋滞を避けて最速ルートで帰ります。
今日の他のクラスでは多重クラッシュもあり、友人に怪我もあり。改めてレースの怖さを噛み締めながら2日ぶりの我が家を目指しました。
長女が1番時計を祝ってくれて。
チーフが自分が食べたくて買ったケーキを分けてくれて。
PP賞でもらった軟水1ケースは、監督の熱中症対策に役立つことでしょう。有り難い。
というわけで、5年ぶりのレースは、ポール・トウ・二位となりました。
喜ぶべきなのかもしれませんが、力の差を見せつけられたものとなりました。
これまでの車両制作からセットアップまでのプロセスを思えば十分満足すべき結果なのでしょうが、こうなるとどうしても欲が出ます。
45号車に勝ちたいです。
伝統のBOTT、空冷機最速ライダーたちとのバトルは、これからも長く楽しめそうです。
当プロジェクトをサポート頂いた古くからの友人たちと、当日お手伝い頂いた筑波の皆さん、そしてマシン制作に長らく携わってくださったTFD、D;rex、アイヤマ製作所の皆様には、この場を借りて最大の感謝の意を表します。
ありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。
本日の⭕と❌
⭕
PPからの無事完走。
お手伝い頂いたクルーや友人の皆に、予選と決勝のスペクタクロなバトルを喜んでもらえた。TN1時代から、だいたいこんな感じでワチャワチャです…。
❌
後日別記事で纏めます。