たまにはGPネタを。
カタルーニャの1コーナーのキャプチャーを何枚か貼ります。
上がクアッタハッホ。下がモルビデリのテレメーターです。
此処では、
赤のバーグラフはブレーキ強度。
緑のバーグラフはアクセル開度。
とします。
(※緑は実際のTPSではないのではないか。IMUを介したパワーデリバリーの表示かな。ブレーキ表示にも疑義があります。誰か教えてください)
それでは、クアッタのパーシャル位置(此処ではブレーキもアクセルも表示されない位置をパーシャルとします)から見ていきましょう。
特に見て頂きたいのは2点。
①アクセルとブレーキのバーグラフ
②速度
これらの関係性です。
因みに、クアッタの「パーシャル」のコマはたった3コマでした。
ココからです。
赤も緑も表示されてません。
ココ迄が「パーシャル」。
次のコマからアクセルの緑のバーが現れます。
バーグラフは伸びますが、
速度は落ちます。
不思議ですね。
そして次コマが、クアッタの最低速度だった辺りです。
バーグラフは更に伸びてますが98キロ。
ココから立ち上がって行きます。
次のコマ。モルビデリが最低速度を記録。
103キロでした。
以上です。
分かりますか?
クアッタの走りは、
①「パーシャル」の時間はほぼ無い。
②最低速度は遅い。
③減速してるのに加速してる。
ことが分かります。
どうしてこうなるのか。
具体的な操作を想像してみると楽しいですよね。
何度も言ってますが、「コーナリングスピードを高める」ことは、最低速度を高める事ではありません。
スペイン。ロッシがコケてからこんな事しか楽しみがなくなった。次戦で倍返しだ!
SUZUKIの電制は凄いですね。エンジンが非力だからかな?