雨で子供との予定が飛んだので、
筑波サーキットへツーリスト・トロフィーの観戦に行きました。
無観客試合か尋ねたら、T.T.はもとから無観客だって事で(笑)
筑波T.T.もあっという間に今季最終戦なんですね。
エントラントも少なそうでした。ガラガラ。
雨が降ったり止んだりの筑波ウェザー。
準備とセッティングに難しいコンディションです。
懐かしい。
着いたときにはTN1の決勝は既に終わってて、
トップは3秒台半ばに入れてきたとか。
STOさん、またナニを仕込んだんだか。
690エンジンのポテンシャルは高いですね。
ゴニョゴニョやればやっただけの力を見せてくれるようで。お金の掛け甲斐がありますね。
聞くところによると、TN1はストッククラスとカスタムクラスに分かれてるそうです。自主的にw
今回は幻のチームであるカルトレーシングのライダー3人と監督とで観戦に行ったのですが、
ライダーそれぞれが諸般の理由により今年のレース参戦は見送りで、気楽なもんです。
現場は天気に翻弄されて大変そうでしたが、純粋に、イチ草レースファンとして呑気に楽しめました。
落ち着いた単独走行が大半のレースでしたので、モトGPが標準で目が肥えてる監督は、途中で飽きて帰りたがりましたが。
結局最後のレースまで頑張りました。
WETで多くのレギュラーメンバーが決勝キャンセルしたBOTT/MIP。
筑波T.T.の華です。
以下、偉そうに上からでスミマセン。先に謝っとく。
一人別格。
雨だと如実ですね。
一言で云うと「経験値の差」と丸く纏められて仕舞いますが、
そんなもんじゃないです。
全部違う。
勿論、頭で分かってても、その場で落ち着いて実行出来るか否かについては、経験値や場数も有りますが、
根本的な意識の違いみたいなモノを目の当たりにしました。
意識ったって、「バイクとオレの血肉を分けた関係」とか「コレまで費やした金額と転んだ数」とかじゃないですよ。
ボク等素人は、悪コンディションだと、バンク角やブレーキの入力圧、スロットルオンのタイミングや開度など、タイヤがグリップしない前提での操作ばかりに気を取られ、スリップにセンシング力を全投入してしまいます。
多分、意識は真逆。
雨でスムーズに走らせるには、如何にグリップさせるか。させ続けるか。タイヤの面圧を高め、維持させられるか。
これに尽きるのだろう。
勿論これに加えて色んな配慮は有るでしょうが、
ぶっちぎりトップのUEDさんの走りは、とても単純な「バイク操作の基本」に沿っているだけに思いました。
2位の彼も、多分超ベテランだし、いつもはUEDさん同様、基本に準じる乗り方と思ってましたが、雨では見るからに差が出てました。
詳細は書きませんので直接ボクかUEDさんに聞いて下さいw
かれこれ1年以上バイクに乗ってない気がしますが、なんだか練習したくなりました。
今日の○と✕