Cult Racing diary

Cult Racing log book

レーシングサービス

車山へ行ってきました。

キッズポールChallengeのイベントレースに参加。

親子で滑って平均タイムと事前申告タイムの近い人が勝ちってゲームです。

急遽開催告知されたのを知り、予定変更しての参戦。

https://sph.jp/news/123

上村愛子ちゃんに会えるのです。

日本人唯一のワールドカップシーズンチャンピオン。

レジェンド。

 


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受付は当日朝8時。先着30組。

みんな並ぶのかな?

徹夜組とか出るのか?

初めての参加なので土地勘が無くて不安になります。

 

なもんで、近くに前泊して6時に行ってみました。

ウチの選手が寝てる間にそっと部屋を出てマテリアルを運び出して。



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夜明け前の誰も居ないスキー場。

朝焼けが綺麗。

でもホントに誰も居ない。

 


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今回はV子です。

レースですからね。

一気にワークスチーム感が。

4SOの浮ついたリゾート気分とは違います。

 

今回、最後までAとVどっちで行くか迷いました。

チーフも、どっちでもイイと言ってくれてました。

が、そう言いつつも、「V子は暖かい車中で着替えが楽なんだけどねー」って言われちゃうとね…。

 

ちな、直前に荷物を積み替えたお陰で、監督のブーツを忘れました。

気付いたのは中央フリーウェイ八王子手前。

速攻戻りますが、往復2時間のロスでした…。

 

で、無事エントリー完了。

ちな、他の人は0730くらいになって漸く数名集まりだしました…。

 


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カワイイです。

あの少女が、もう40歳ですって。

現役当時のままカワイイです。

 


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オーラですね。子供達がいつの間にか吸引されるのが不思議。

 

御主人の皆川さんも、大好きです。

今は協会の要職について、スキー界のドラスティックな改革に向けて先陣を切って奮闘中。

世界での戦いを知る元オリンピアンが、自身で感じた世界との差を埋める為に、ガラパゴスをブッ壊そうとしてます。

彼のように、明確なビジョンと行動力を持つトップアスリート自らが業界の中心で改革の旗手となるのは、他にはフェンシングの太田さんくらいかな。

どちらも結果を出し始めてます。

 

昔語りで過去にすがって往時のファンを食い物にするか、哲学者になって講演活動や解説者として食ってくか、狭いテリトリーで自らのビジネスにしか目が向かなくなるか、成れの果ては政党の人寄せパンダになるか。

日本のトップアスリートは、引退後の成功の道といえばそんなのばかりでした。

勿体無い。

一方、皆川や太田のように、自分達が現役時代に疑問や課題だと感じていた様々な問題点を自らの言葉とリーダーシップで解決し、後進への道を拓く選手も居るわけで。

バイク界にも世界を知る元トップライダーは多いと思うのですが、色んな「大人の事情」とかが跋扈してしまうのかな。

 

閑話休題

結果は3位。今季初表彰台w


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愛子さん直々に賞状と副賞の授与。

あ、選手はカルトレーシングの監督とチーフクルーでした。

 

で、1年ぶりのV子でスキー。

A子と比較してどうだったか。

 

分かっちゃいましたが、レーシングサービスのチームトランポとして圧勝のユーティリティ。余裕が違います。

いや、なんだろう、持参した荷物に差はありませんから、物理的な差異に基づく余裕というより、

自分の部屋が傍に有るという安心感からくる気持ちの余裕が大きい。

 

サーキットに自分専用のモーターホームを持ち込むライダー達の気持ちが分かりました。

 

あと、改めて大排気量NAエンジンの気持ちよさを再認識。

特に九十九折の急坂が連続する山路の登り。

少しだけ踏めば下からズゥワッと立ち上がる加速力に、

「嗚呼…トルクってスバラシイ…」

と改めて感じるのです。

高速の合流や料金所の加速でもそう。

血圧が低いまま速いペースで走る事ができます。

メルセデスならではの調律ってのもあるのでしょうね。

コレがA子だと、確かに速さでは劣らずとも、やはり少しムリさせてる感じがしてしまいます。比較すると。

回転上げて過給して血圧も上がる、みたいな。

そういう調律、敢えての演出なのかも知れませんが。

 

トラコンのスムーズさ、変速ショックもVの勝ち。

下りはエンブレを多用するためマニュアルでのシフトダウンを頻繁にしますが、この繋ぎがルーズでゆっくりなのですが、コレが実にスムーズで快適。

片や一昔前の5速、片や7速もあるのに。

AUDIはスポーツモードでのシフトダウンではブリッピングみたいな事もやってくれますが、

4、3速辺りではエンブレは殆ど効かず、2速でイキナリ強く効きます。コレがシックリこないです。シフトアップは良い感じなのですが。

FRの素直なコーナリングバランスもやっぱり自然で。自然ってのは、疲れさせません。

結果、山路で巨体を振り回しても高速で飛ばしても、然程疲れないんですね。

ミニバンならではの視界の高さも疲れないポイントか。

 

ウ~ン。

4SOをスタッドレスにしたものの、ほんとに出番なく終わるかも知れません。

Vの修理がシーズンに間に合わない可能性があったのでやむを得なかったのですが。

春スキーで再び、かな。

既に春みたいな今シーズンですけど。

 

【オマケ】

BURTONのパンツ。

札幌の中川スポーツで8割引で購入。

20年くらい履いてて初めて被った!


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記念撮影して貰った!

カルトレーシング名誉会員認定です。