レース当日の朝です。
色々有りましたが、やれるだけやった。ではなく、
やるべき事は全てやれた。と思います。
ご尽力頂いた(望むと望まざるに関わらずの)関係者には、感謝しかありません。
特に、リーマンの趣味の遊びに徹夜までして下さった漢高山ことT.T.moto高山代表には、言葉もありません。
出来ることなら結果で報いたい。
レースに向かう車中、いつものブンブンを聴きながら、思いを強くしました。
お勧めです。
Cool Head,but Warm Heart.
レースに向けてアゲつつ、「父親としての責務」を思い出させてくれます。
怪我なく帰宅し、子供を抱き上げるぞ、との気持ちを強固にしてくれます。
でも、
・・・これは避けてます。感情移入が過ぎて泣いちゃうので。
・・・
最新の天気予報では、蒸し暑くなるとのこと。
昼頃には局地的に雨になるとも。
道中に見る朝焼けは、雲は厚いものの、雨の気配はありません。
ピットは、いつも通り1ヘア土手沿いのフリーテントスペース。
TN2に参戦するIKBさんと、NT2のSSKさんと、並べます。
過去ずっとクルーとして手伝ってくれていた二人です。
実は今回、KTMワークスのホスピテントに、ボクのスペースが用意されていました。
二年前は懇願しても断られたのに?
しかも、購入店ではない、別のお店からたった1台のエントリーとして。
経緯が分かりませんし、しかも、それをボクが知ったのは、fbでKTMJapanの投稿をたまたま見てのこと。
ということもあり、どうにも釈然としません。
なので、折角ですがワークステントのスペースは辞退し、ディーラーから参戦する友人に2コマゆったり使って頂く事にしました。
はい。ドンキホーテの駄馬たる「ロシナンテ号」には、いつも通り独立系テント長屋がお似合いなのです。
今回はいつものクルーが二人とも参戦することとなり、人手不足でした。
そこでアグスタ仲間のカエルさんに声を掛けたところ、快く応じてくれました。
遥々、長野から、快く…。
SSKさんクルーのSSKさんwも、自らお手伝いを申し出てくださったお陰で、
車検、暖機と順調にタスクをこなし、予選開始です。
軽く流しながらエンジンの具合を確認し、ブレーキの慣らしを終え、数周でピットイン。クルーに目視でオイルやクーラントのリークをチェックしてもらいます。
問題なさそうです。直った!。・゚・(ノ∀`)・゚・。
内圧も確認し、再度コースイン。
1ヘアですね。
走行中の写真は全てじょーかーさんのサイト、Wild.gr.jpより。
残り10分切ってるので、直ぐペースアップします。結構頑張ります。
ですが、全くタイムが出てる気がしません。
走っていて、特にS字と裏直、あまりにも遅いので、また壊れたかと思ったくらい。
裏直で旧車のSRをなんとか抜ける程度の車速です。
カットしたフロントフェンダーが風を受けちゃってるのか?w
サインボードに掲示される順位は、ずっと9位。
ラップタイマーの電源を入れ忘れていたので、俄かには信じがたい。
だって、9位って・・・クラス最下位です。
予選としてはかなり頑張って、漸く8番手に入れたところで終了。
いやー。参った。
途方にくれますw
トップ二人は速いですね。でもそれ以降はそれほどでもない。ボクが遅いだけです。
いやいや、贅沢は言うまい。予選を走れただけでいいじゃないか。参戦が危ぶまれたんだぞ?
と自分で自分を慰めつつ落ち込みます。
・・・あれ?YKCさん?6番手??・・・これって・・・
この着順のままいけば総合優勝じゃんw
シミュレーション通りの差に、思わず笑いました。
YKCさんまで何やってんだか!
笑ってる場合じゃないです。なんとかしないと。
予選を振り返ります。動画をどうぞ。
どうですか?遅いでしょー!/(^o^)\
スタート練習ではエンストという落ちまで(笑)
決勝までは時間があります。
出来る事を考えます。
現象としては、エンジンは回ってる。
寧ろ、いつもより・・・?
レブに当たってしまう位。
なのに前に進まない。
…向かい風のせいですね。
この日は予報通り南南西の強い風が吹き付け、テントが飛ばされる程でした。
つまりS字や裏直、最終はモロ向かい風。
走っていても風に押し戻されるのが、カウルのないオフ車ではよく分かりました。
ファイナルを一丁ロングに振る事にしました。
どうなるかは分かりません。
以前試した時は合いませんでした。
最大トルクの使いどころを変えることで、何か変わるんじゃないか?
それとオイル、フィルタ交換。
エンジン内部にごく少量の水が残っているせいかもしれません。
フロントサスも入り過ぎ、動き過ぎと感じたので締め込みます。
コレはフェンダー加工とスライダー撤去の影響でしょうか?
スプロケ交換は、結構面倒。
6本のボルトは、全てスプロケの裏でナットで留ってますので、スポークとの隙間にメガネレンチ入れて脱着する必要があります。
これらの作業を独りでこなすには時間不足、というより、この蒸し暑さの中、体力と集中力が削がれます。
カエルさんが、作業を買って出てくれました。
黙々と取り組んでくれたおかげで、安心してブリーフィングに参加することが出来ました。
合間に友人の決勝を冷やかしつつ、 決勝に備えます。
・・・続く。