Cult Racing diary

Cult Racing log book

12:筑波ツーリスト・トロフィーSep. 9/8 予選

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レース当日の朝です。

 

色々有りましたが、やれるだけやった。ではなく、

やるべき事は全てやれた。と思います。

ご尽力頂いた(望むと望まざるに関わらずの)関係者には、感謝しかありません。

 

特に、リーマンの趣味の遊びに徹夜までして下さった漢高山ことT.T.moto高山代表には、言葉もありません。

出来ることなら結果で報いたい。

レースに向かう車中、いつものブンブンを聴きながら、思いを強くしました。

open.spotify.com

 お勧めです。

Cool Head,but Warm Heart.
レースに向けてアゲつつ、「父親としての責務」を思い出させてくれます。
怪我なく帰宅し、子供を抱き上げるぞ、との気持ちを強固にしてくれます。

でも、

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・・・これは避けてます。感情移入が過ぎて泣いちゃうので。

 

・・・


最新の天気予報では、蒸し暑くなるとのこと。
昼頃には局地的に雨になるとも。

道中に見る朝焼けは、雲は厚いものの、雨の気配はありません。


ピットは、いつも通り1ヘア土手沿いのフリーテントスペース。
TN2に参戦するIKBさんと、NT2のSSKさんと、並べます。
過去ずっとクルーとして手伝ってくれていた二人です。

実は今回、KTMワークスのホスピテントに、ボクのスペースが用意されていました。
二年前は懇願しても断られたのに?
しかも、購入店ではない、別のお店からたった1台のエントリーとして。

経緯が分かりませんし、しかも、それをボクが知ったのは、fbでKTMJapanの投稿をたまたま見てのこと。

ということもあり、どうにも釈然としません。

なので、折角ですがワークステントのスペースは辞退し、ディーラーから参戦する友人に2コマゆったり使って頂く事にしました。

はい。ドンキホーテの駄馬たる「ロシナンテ号」には、いつも通り独立系テント長屋がお似合いなのです。

 

 

今回はいつものクルーが二人とも参戦することとなり、人手不足でした。

そこでアグスタ仲間のカエルさんに声を掛けたところ、快く応じてくれました。

遥々、長野から、快く…。

 

SSKさんクルーのSSKさんwも、自らお手伝いを申し出てくださったお陰で、

車検、暖機と順調にタスクをこなし、予選開始です。


軽く流しながらエンジンの具合を確認し、ブレーキの慣らしを終え、数周でピットイン。クルーに目視でオイルやクーラントのリークをチェックしてもらいます。

 

問題なさそうです。直った!。・゚・(ノ∀`)・゚・。

 

内圧も確認し、再度コースイン。

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1ヘアですね。
走行中の写真は全てじょーかーさんのサイト、Wild.gr.jpより。

残り10分切ってるので、直ぐペースアップします。結構頑張ります。

ですが、全くタイムが出てる気がしません。

走っていて、特にS字と裏直、あまりにも遅いので、また壊れたかと思ったくらい。

裏直で旧車のSRをなんとか抜ける程度の車速です。

 

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カットしたフロントフェンダーが風を受けちゃってるのか?w


サインボードに掲示される順位は、ずっと9位。

ラップタイマーの電源を入れ忘れていたので、俄かには信じがたい。

だって、9位って・・・クラス最下位です。

 

予選としてはかなり頑張って、漸く8番手に入れたところで終了。
いやー。参った。

途方にくれますw

 

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トップ二人は速いですね。でもそれ以降はそれほどでもない。ボクが遅いだけです。

いやいや、贅沢は言うまい。予選を走れただけでいいじゃないか。参戦が危ぶまれたんだぞ?
と自分で自分を慰めつつ落ち込みます。

 

・・・あれ?YKCさん?6番手??・・・これって・・・

 

この着順のままいけば総合優勝じゃんw

シミュレーション通りの差に、思わず笑いました。

YKCさんまで何やってんだか!

笑ってる場合じゃないです。なんとかしないと。

予選を振り返ります。動画をどうぞ。

 

youtu.be

どうですか?遅いでしょー!/(^o^)\

スタート練習ではエンストという落ちまで(笑)

 

決勝までは時間があります。

出来る事を考えます。

現象としては、エンジンは回ってる。

寧ろ、いつもより・・・?

レブに当たってしまう位。

なのに前に進まない。

 

…向かい風のせいですね。

 

この日は予報通り南南西の強い風が吹き付け、テントが飛ばされる程でした。

つまりS字や裏直、最終はモロ向かい風。

走っていても風に押し戻されるのが、カウルのないオフ車ではよく分かりました。

 

ファイナルを一丁ロングに振る事にしました。

どうなるかは分かりません。

以前試した時は合いませんでした。

 最大トルクの使いどころを変えることで、何か変わるんじゃないか?

 

それとオイル、フィルタ交換。

エンジン内部にごく少量の水が残っているせいかもしれません。

 

フロントサスも入り過ぎ、動き過ぎと感じたので締め込みます。

コレはフェンダー加工とスライダー撤去の影響でしょうか?

 

スプロケ交換は、結構面倒。
6本のボルトは、全てスプロケの裏でナットで留ってますので、スポークとの隙間にメガネレンチ入れて脱着する必要があります。

これらの作業を独りでこなすには時間不足、というより、この蒸し暑さの中、体力と集中力が削がれます。

カエルさんが、作業を買って出てくれました。

 

黙々と取り組んでくれたおかげで、安心してブリーフィングに参加することが出来ました。 

 

合間に友人の決勝を冷やかしつつ、 決勝に備えます。


・・・続く。