T.T.motoに車両を預け、おいしい珈琲を淹れて頂き、今後の流れを説明受けます。
想定される必要部品は手元に揃ってました。
3日後、走れる可能性が高まりました。
しかしながら、メカニカルシールではなく、シャフト自体が摩耗していたら、ダメかもしれません。それは開けてみないと分からない。
腹を括りました。レースってこんなもん。バイクってこんなもんです。
こんな形でシーズンを終えるとは思いませんでしたが、走行前に気付けたことの幸運に感謝すべき。
あのまま走ってたら、エンジンブローは時間の問題。レース前の他選手に多大な迷惑を掛けるところでした。
その日の夜中、正確には翌日早朝、メールが来ました。
シール交換が終了したと。
写真も添付されてました。
インペラ。
シール内側に白濁液体がみられる。
よって、此処が原因と看做して良いこと。
リップの当たるシャフト部分に錆のような汚れが。
削れ具合は予想よりは酷くないが、念のため新しいシールの位置を0.3㎜奥に打ち込んだと。
そして、翌朝フラッシングを始めると書かれていました。
徹夜作業です。たかが、オッサンの趣味のレースの為に。全日本、8耐で活躍するレースメカニックが。
翌日、仕事が終わったらレース用のオイルとフィルタを持って再度伺い、フィルタ交換して再度フラッシングし、問題なければ引き揚げる事になりました。
奇跡は起きるんじゃない。起こすんだ。
そんな言葉が頭を過りました。
翌日に続きます。