Cult Racing diary

Cult Racing log book

筑波ツーリスト・トロフィーSep.3日前②

T.T.motoに車両を預け、おいしい珈琲を淹れて頂き、今後の流れを説明受けます。
想定される必要部品は手元に揃ってました。

 

3日後、走れる可能性が高まりました。

 

しかしながら、メカニカルシールではなく、シャフト自体が摩耗していたら、ダメかもしれません。それは開けてみないと分からない。

 

腹を括りました。レースってこんなもん。バイクってこんなもんです。

 

こんな形でシーズンを終えるとは思いませんでしたが、走行前に気付けたことの幸運に感謝すべき。

あのまま走ってたら、エンジンブローは時間の問題。レース前の他選手に多大な迷惑を掛けるところでした。

 

その日の夜中、正確には翌日早朝、メールが来ました。

シール交換が終了したと。

写真も添付されてました。

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インペラ。

 

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シール内側に白濁液体がみられる。

よって、此処が原因と看做して良いこと。

 

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リップの当たるシャフト部分に錆のような汚れが。

 

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削れ具合は予想よりは酷くないが、念のため新しいシールの位置を0.3㎜奥に打ち込んだと。

そして、翌朝フラッシングを始めると書かれていました。

徹夜作業です。たかが、オッサンの趣味のレースの為に。全日本、8耐で活躍するレースメカニックが。

 

翌日、仕事が終わったらレース用のオイルとフィルタを持って再度伺い、フィルタ交換して再度フラッシングし、問題なければ引き揚げる事になりました。

 

奇跡は起きるんじゃない。起こすんだ。
そんな言葉が頭を過りました。

 

翌日に続きます。