Cult Racing diary

Cult Racing log book

ライフハック走行会

世界のカズートこと坂田選手が、ボクが参加した午後の一本目の枠で、専属コーチとしてついて下さいました。
あり得ないVIP待遇です。

よりによって坂田さん。
何故ボクにぶつける。
「てめーなにやってんだよー!」が炸裂しないかとヒヤヒヤものです。

この日は2本走るのですが、練習用の450と盆栽用のMVの2台持ち込み。
坂田さんのご指導受けるに相応しいのは、本来なら戦闘車両のS1000RRでしょう。
こんな事なら3台積みで来るべきでした。

MVで頑張ってみようかと思いましたが、万一車両トラブルで迷惑かけて「てめー」も嫌だし、ここはレースに向けたアドバイスが得られればと、モタードで挑むことに。

実は、坂田さんと450は初対面ではありません。

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昨年7月の事件で、コントロールタワーにオイルの件を自首した際、
車両を停めていたASIA裏までKバンに乗せてくれ、車両の状態を確認してくれたのが坂田さんでした。

走行前挨拶して「あの時は…(´・ω・`)」というと、覚えていてくれたようでした。

で、始まりました。無茶苦茶緊張。

よーし!

Google避けを掻い潜って来てくれたおまいらだ!

特別に神の動画お見舞いしてやんよ!

このためにマウント新調したぜ!

正座して見やがれ!

※ ボリューム下げてくださいね。

 


20180824走行会坂田さん先導/追走

無編集で。半端ないライン。

途中で切れますが、おまいらには十分すぎるだろ。神のライン。


10周してPitインし、「どうする?もうやめて勝手に走るか?」とオフィシャルから言われた。


うーん。坂田さん、もう飽きちゃったか?

ナニやってんだよー!って怒らせちゃったか?

勝手に走っても良いけど、もっと後ろから見てたいぞ。

せめて、一言くれないかな。でも、あまり面倒を掛けてもねえ。

テメー!炸裂したら困るし。

いや、ちょっと言われてみたいかも。


渋っていると、ボクの後追いをしてくださる事に。
レース並に緊張w
後ろにベタ付けでカズート。ずっとカズート。この世界の片隅にカズートと。筑波の中心でカズート。


最初はトッ散らかってしまいましたが、普段通り+少々マージンを加えて走ります。
30分枠。
途中で止めるべきかタイミングも分からず、走り続けます。

抜いてくれねえかなあ。疲れてきたよ。と振り返りサインを送ると、ピットに誘導してくれました。

いよいよお言葉です。


師曰く、結構乗れてる。けど勿体無い。と。

クリップにもっと寄せて、立ち上がり重視で。

小排気量ならではの、より繊細な走りを。

 

ははーっ!

そのためのアドバイスを頂きました。

結論から言うと、

「分かってても出来ないんだっつーの!」

ってところなのですがw、

 

※脳内ボイスチェンジ推奨。

「2ヘアあまり上手くないけど、なんで?手前は逆乗りだね?普通乗りとなんか意識してる?どっちが乗り易い?1ヘアは逆乗りじゃないよねー?」

 

 

…あのー。逆乗りって何ですか?

いやあ、焦る焦る。

イチイチ、こちらの質問を受けつつ、なぜできないか、その意識をどう変えるべきか、等々、走行終了後、車両を休めた後も付き合ってくださいました。

ラインを外した時どうすればタイムへのネガティブインパクトを最小化できるか、とか、1コーナーや最終は良いけど1ヘアや2ヘアでは長く寝かし過ぎとか、インに寄せ過ぎた時の対処法はアクセル開けることだとか、そこでスライドすることは無いとか、

今まさに欲している重箱の角をつつく練習に相応しいアドバイスを頂きました。
ココには書ききれないくらいのww

あとでもう一度メモに目を通して復習せねば。

 

あと、別のタイミングですが、講師陣の一人だった東村さんにも最大バンクの意識とパーシャルの使い方なんかを聞いてみた。

「ブレーキ、最大バンク=向き替え、アクセルオン」
つまり、ブレーキのデクレシェンドからアクセルのクレッシェンドかの0/1であって、パーシャルなんて要らないんじゃないか?という質問です。

結論から言うと、使う。でも、リアに薄くトラクションを掛ける程度。とのこと。

最近は電子制御でそうでもなくなってきたようですが。
フロントブレーキもリアブレーキも併用しますし、

一概には言えないですよね。

最大バンク=向き替えの意識は正しいみたい。

 

うーむ。練習在るのみ。

レース終わっても、KTMは練習マシンとして活用しようかなあ。

 

漫然と走ってるつもりはないのですが、ただ一人でスポーツ走行してても、得られるものは知れてる。自分の想像の範囲。しかも、正しい方向か否かもわからない。

 

コーチングの重要性はどの分野でも言われてますが、

先が短いボクらサンデーレーサーにこそ、「ライフハック走行会」が必要ではないでしょうか。

 

つまり、孤独な漫然スポーツ走行に10本3万円掛けるなら、そのコストを走行会に回してみるって考え方もアリなのではないでしょうか、奥さん。

って話です。

タンチーボンカー盆栽パーツに回すのも、セレ部の大きなお友達には大事な嗜みですがね。

 

なお、今回の走行会参加は、カエルさんからのお誘いでした。

カエルさんとは、裁判ブログへ頂いた応援コメントが切っ掛けで知り合い、親しくなりました。

返す返すもカエルさんには感謝至極。

 

お終い。

いや続くかも。