Cult Racing diary

Cult Racing log book

ペヤング やきそば たこやき風

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それにしても、ペヤングのパッケージデザインの自由度は業界屈指ですねー!

 

以前のプラケースへの直接印字では形状の制約からこんな事は出来なかった。

 

旧型のパッケージ用に構築されたラインとその装置は、減価償却を終えているとはいえ、まだまだ現役。

それを、パッケージデザインの為だけで業界標準機へリプレイスするのは、経営判断としては難しい。

 

長年まるかを支えてくれたパッケージサプライヤーの存亡にも関わる事でもあり、マーケティング主導での軽々なリブランディングは、これまで当然却下されてきた。

 

然し乍ら、このままこれまでの商いを続けるのが、まるかの更なる成長に繋がるのか。

経営陣も苦悩していた。

 

販促部としとも、新商品はパッケージデザイン有ってこそ店頭での存在感を示せる訳で、デザイナーは常にプラ製パッケージを恨めしく眺めていた。

そして彼等はついに。食品メーカーもしては最も忌むべき手を使った。

 

企画とデザインの自由度を得たいが為、とんでもない禁じ手を仕組んだのだ。

 

当初会社側が「あり得ない」と一笑に伏した異物混入事件。

後に商品全回収と操業停止に追い込まれた、あの事件だ。

 

その後まるかは自社の非を認め、製造ラインを一新し、プラ製パッケージをやめ、スタンダードなパッケージに移行したのは周知の通り。

 

賢明な読者諸兄はお気づきと思う。

そう、異物混入プロセスの詳細な経緯報告は為されていない。

工場設備総取っ替えという結果のみだ。

 

当然だろう。

異物混入が内部犯行であり、然も将来のまるかを案じるが故の社員命懸けの所業であったとは、とても発表出来ない。

 

もし公にすれば、事件に関わった社員は当然懲戒対象であり、刑事告訴もせねば社会は納得しない。

経営責任、監督責任を問われ、金融筋からは経営陣の退陣も突き付けられるだろう。

 

その時。まるかは動いたのだ。

関わった社員を不問とする。

但し、新商品、ヒット商品を隔月出し続け、売り上げを倍増させ、新工場の投資額を三年で回収せよ。

 

販促部は武者震いした。

デザイナーは涙した。

販売停止の半年は、昼夜を問わず企画に明け暮れた。

 

そして、市場に戻る事を許された半年後。

現在の一気果敢な新商品攻勢が始まったのである。

 

と言う噂まで出かねない奔放さですよね。


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ソースの袋を開けた途端広がる懐かしいこの香りは…。

キャベツ太郎!?(◎_◎;)

関西系ではなく、北関東系の味覚か!

 

大量の揚げ玉はこんなにいらない。

 


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試しにマヨトッピングしてみた。

後悔した。

切腹覚悟のお家立て直し策が一平のお気楽野郎に汚されたイキフン。