アグスタジャパンのサイトにある過去のモデルをたまに眺めます。
750、312、1078。タンブリーニは何台も買いましたが、其々思い出深いバイクでした。
んで、先日、友人がタンブリーニF4FEを手に入れて御満悦だったり、なんだか皆んなしてバイク買いまくってて、周辺にヤバい風が吹きまくってるワケですよ。
んで、アグスタからも、なにやらスゴイ最新モデルが発表されてたりしてて。
https://news.webike.net/2019/12/27/172854/
どうでしょう?
…カッコいいですか?
バイクのカッコいいワルイは圧倒的に主観に依るので安易に断じる事はしませんが、
…美しいですか?
これ見てると、「世界で最も美しいネイキッドバイク」と断じて憚らないタンブリーニ・ブルターレへの郷愁が俄に呼び覚まされて来たのです。
で、ちょいちょい調べておりまして。
過去、試乗や友人のをちょい乗りした事があるモデルは、
750S
910R
かな?
どちらも無茶苦茶好印象でした。
750は、とにかく軽い。パワーはソコソコですがビンビン回せて400クラスの車体サイズに歓喜した記憶が有ります。
910Rは溢れるトルクで兎に角街乗りが楽しかった。750と比べるとドシッとした乗り味でしたが何故だろ?それでも軽くて、掌で(股下で?)転がせる感覚でした。
んで、アグスタジャパンのサイトで過去車両のスペックを眺めていると…。
R989?
てのが有りますね。
出たときは「廉価版かよ」と見向きもされなかったモデル。
丁度何度目かの身売り騒動で迷走してたころではないでしょうか?
って、それが常態化してますがそれはさておき。
んで、このモデル、ボア✕ストロークを見ると、
79.0*50.1とあります。(サイトは誤植で20.1とありますが…)
750は73.8mm×43.8 mm=1.685
910は76.0mm×50.1mm=1.517
1078は79.0mm x 55.0mm=1.436
あれ?
989の1.577というのは、750に次いで高回転型じゃまいか?
79.0*50.9=1.55とF4RC自慢の「コルタ・コルサエンジン」より、ショートストロークじゃまいか?
…このエンジンがベストバイじゃまいか?
ちな、3気筒の675は79.0mm×45.9mmですから更にショートストロークですが、友人曰く如何せんトルク無さ杉とのこと。
過去の試乗でも250かよっ!って印象でした。
キャンキャン回るけどアラフィフが乗る街中ネイキッドとしては、些か落ち着きに欠けると思われます。ユックリ走るには疲れるでしょう。
と言う訳で、メーカー懐事情の産物とバカにしてたR989が、ワルイ仲間たちが流行らせる悪い風邪のせいで、今や全オレから最も熱い注目を集め始めているというヤバい状況なのであります。
いや、素敵なネイキッドバイクなんて他に幾らでもあるよね?
新しいのから古いのまで。
ですが、ホントたまに、年4日、仲間とツーリング行く為だけ、となると、
余計な事に煩わされず乗れる慣れ親しんだアグスタ4発が、なんかきっとたぶん良いのではないかなーと、思うのでありますが如何。