ちな、正しくは「伸るか反るか」ですのでヨイ子のみんなは真似しないようにな。
4座オープン。専門店もあるくらい一定のニーズがあるカテゴリーですので、
それなりの候補は抽出されます。
最初に見たのはこれです。
ちょっと古いC70カブリオレ。
こんな感じ。ソフトトップはトランク容量が稼げますし、なにより閉じた時の佇まいが好きなので、
選択条件のプライオリティが高いです。
ボルボのカブリオは、このモデル以降ハードトップになってしまいましたので、最後の幌モデルとなります。
ボルボは初めて乗りました。
や。昔初代T-5に乗ったことがありますが、あれはドイツ車みたいだった。
このシート、むちゃくちゃいいです。ソフトで包み込むような、中綿のたっぷり詰まった革のソファ。親戚の叔父さんちの応接セットのよう。
後部座席も同じ感覚で、大人がゆったり座れます。ロールスやベントレーを除き、4座オープンジャンルのチャンピオンではないでしょうか?
これで決まりに見えましたが、この時、検討要件に加わっていた条件が一つ。
「オープンでスキーに行きたいなり」
マスト要件ではないのですが、これを満たすとボーナスポイント。
昔ビートでスキーに行っていた最高体験を家族で(無理矢理)共有できたら楽しいだろうなあ!
と。
とすると、トランクスルーの有無が気になります。
C70には後部座席センターにトンネルがあり、スキー用のカバーまでセットされています。
濡れたままの板をぶち込んでも、室内とは遮断されるのです。流石北欧車。
ですが、古い車だからか、今の太くて厚みのあるカービングスキーだと、二本は入りませんでした。
悪くないけど、サイコーでもないクルマ。
ネオクラシカルなデザインは好感が持てましたし、開放時のデザインはトップクラスと思います。
冠婚葬祭も行けるオープンカーとしては満点。
でもそれは両刃の刃。地味な車体色にはトキメキがありません。
また、閉じた時の幌のスタイルには若干難ありと感じました。
そんなわけで、このC70カブリオは次点となりました。
チーフによる総括
「地味だね」
続きは後日。