Cult Racing diary

Cult Racing log book

マラネロからステルヴィオ峠へ

有休消化中とはいえ、

家族の送迎という業務はあるので自由時間は昼間のビジネスタイムだけです。

今日はチーフを病院まで送ったあと暇でしたので、近くのショールームに立ち寄りました。


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ふらっとホンダ本社に。

一階は都度展示車を変えたショールームになっています。

時間帯によっては、ASIMOなどの実演もありますが、朝早くは静かです。

ライスポのマルク特集で勉強します。

たまに読むと、とても面白い誌面だと改めて思いました。

レース系ライターの仕事場が減ってるから、ここに集まることで逆に質が高まるのか?


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F1の実車が展示されてました。

最近のマシンを見たのは初めてかも。

BARホンダ以来かな。

ウイングが凄い事になってますね。


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ドライカーボンの一つ一つのウイング成形も狂気の沙汰ですが、これ、それらを接着して合わせて組み立てるんですよね?

クラッシュすると真っ先にバラバラになる場所ですが、造ってる人等はその瞬間、声にならない声を上げるのかなぁやはり。

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写真の天地が分からないくらいの。

コンピュータ解析のお陰なのでしょうが、ホントにこんなに必要なのかなあ。
人類の技術の粋たる宇宙ロケットが未だに円筒形のままなのに?
アッチは空力より引力だから?

いや、これらが全て空力エンジニアのビジネスの為だったらどうします?
だって、効果は誰にも目に見えないのですから。
シュミレータは流体力学の解析が最難関と言いますし。


ところで、青山本社にはバイクも車も、発電機や耕運機も飛行機(模型)も飾ってあるのですが、

一番惹かれたのはカブでした。

展示車両は多分これです。

www.honda.co.jp

カッコイイ。

メタリックオレンジの新型NSXもありましたが、

カメラのファインダーすら向かなかった。

アフリカツインを始め、他のバイクにも。

共通フレームでしょうか、CB、CBR650もありましたが、趣味に合いません。

最初気になったのはクロスカブでしたが、

見れば見るほどカブが良い。

 

ボク、ホンダが好きかと思ってました。

ですが、ここ10年ほど、それほど好きな車種もない。

ダメだと思う事の方が多い。

なんだろうこのツンデレ的本田愛は。

 

お茶しながら考えたのですが、

ボクが好きなのは宗一郎イズムであって、それを内包するホンダは好きですが、そうじゃないホンダは全く興味が無いって事でした。

それ以上の分析しだすと紙面が足りなくなるので止めておきますがw、

新型のカブであっても、カブには宗一郎が詰まってる気がするのです。

 

ちな、ビートは宗一郎が生前最後に発表会に列席し、送り出した車なんですよ。イイでしょう~!

 

なんだかこのまま自宅に帰るのが勿体無くなりました。
ビートでのツーリング。いつ以来か分かりませんが、チャンスかもしれない。

ナビアプリによると、青山一丁目から箱根まで、片道約1.5時間程度。

家族の帰宅時間に間に合います。

 

246~首都高~用賀~東名~外環~134~西湘バイパス箱根ターンパイク

首都圏王道ルートへ。


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西湘PA下りのテラスで、シジミの炊き込みご飯。ミニサイズですが、250円くらい?

ムチャウマでした!

大観山のcafe飯に備え、抑えめに。


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駐輪場には数台のソロオヤジライダーたちが。

若者も居ましたが中心は53歳。


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いい歳してコレ。

禁煙の看板出てるのに。

非バイク乗りがイメージするバイク乗りって、こんなでしょ?

当たってますね。


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 ホンダ乗りってバカばっかり。


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あれ?

ボクのもホンダでした。遺憾です。

 

マルクも走ったターンパイク。

登りは、3,4速でフラットアウト。

た、楽しい。

足回りは前後14,15インチの最軽量ホイルと、

バネをRSRのTi2000に替えたのみ。

 

街中や西湘バイパスは、突き上げがきつくて腰に来ます。

正直、不快。

ですがターンパイクはベストと思いました。

 

ビートは常に弱アンダーと思ってましたが、

極めて自然なニュートラルステアに。

体感速度はかなりの物です。

実際は制限速度程度でしょうけど。

 

昔乗ってた頃はアンダー出まくりで何度も刺さりそうになりましたが、

大観山から新道へのタイトな下りでも、

少し鞭を入れましたが、全く怖くも無くニュートラルなステアフィールでした。

踏んでいけば弱弱オーバーという、凄く心に優しい乗り味。

 

ヒール&トゥはへたっぴになりました。
ブレーキ圧が変動して「きゅッ!」と鳴きます。

ですが、アクセルワークなのか荷重移動なのか分かりませんが、

昔より上手くなった気がします。

下りでもガードレールに刺さる恐怖も無く、弱オーバーのままオンザレールで駆け下りました。

こんなに楽しい乗り物持ってたとは!w


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大観山では新型Mシリーズのメディア試乗会やってました。

手前はZ6?まあ、青山のフェラーリスパイダーには適わないね。

 

つか、寒い!!!
ウインブレの下はTシャツ一枚。でも屋根は閉めません。

オープン乗りはバイク乗りの次にバカなので。

 

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カフェはやってませんでした。水曜だからバイク関係は全て休みになるとか?


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気温7度。身体が寒さで竦みます。

 

店内一階のラーメン屋さんだけは開いてましたが、

閑散とした室内でオッサン一人で拉麵すするのも侘しすぎる。

温かい缶スープ飲んで帰ります。

復路は、新道~小田厚~東名でさっさと。

 

そういえば、車にはヒーターという文明の利器がありました。

バカだから忘れてたw

帰路も屋根は開けたままですが、ぬくぬくです。

良識ある大人は、バイクなんて前時代な乗り物、乗ってられません。

 

ODOは14000kmに乗りました。

そろそろ慣らしも終了です。

 

追記

 

新道をスロットル全閉のままエンブレのみで下りる、そよ風のクールダウン。

SpotifyによるスーパーカーのBGMは、こちら。

 

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ビート愛が増すばかりでした。