先日、ビートで桜並木の下を走りました。
横浜へ髪を切りに行ったのですが、市内から港の見える丘を抜ける道や、帰りの第3京浜入口あたりの公園。桜がとても綺麗でした。
この季節はやはり出番が増えます。
で、ふと思いました。
「俺だけがこんな贅沢を。家族に申し訳ない。腹を切って(ry」
そこで、4座オープンを買おうと思いました。
今回の妄想条件は、
・4人がちゃんと座れる
・安全
・ソフトトップ
・トランク容量
・できれば四駆
です。
4座オープンについては、過去何度も検討してきました。
当時一番ホットだったのは3シリーズカブリオレかな。
その後、Cクラスカブリオや、なんならイヴォーグも考えたことあります。
ですが、どれも帯に短しだったんですね。
そこで、今回改めて上記条件に沿って検討しました。
そもそも、後部座席が人間用のオープンカーって意外に少ないです。
プレミアムクラスであっても後席は荷物置きのエマージェンシーシートです。カレラなら人が乗るのは端から諦めてますが、3シリーズ、今の4でも、これはちょっとなぁ、という有様。
先ず初めに選んだのは、こちら。
ベントレー。コンチネンタルGTC。
先々代モデル。W12エンジン。四駆。後席広い。トランク広大。
新車だとコミコミ2500万?
これが10年落ちだと庶民にも手が届くようになるのですから、
中古車って、パラレルワールドへ行き来できるタイムマシンのようじゃありませんか?
10年待てばハリウッドセレブの生活垣間見えたり、
はたまた25年前の青春の思い出を甦らせたり、素敵ですよね。
新車だとイラつくマイナートラブルも、そもそも壊れて当たり前。
外車の場合は逆にマイナートラブルは出尽くして対策済みな方が多いってことも。
で、ベントレー、チーフに提案しました。
即却下。
いくら新車時の1/5になったタイムマシンでも、庶民には分不相応だとのこと。
念のため周りのセレブに車評を聞くと「pgr優勝パレードかよw」とこれまたにべもない反応。
残念。
思いの外反応が悪くぶーぶー言ってると、チーフ曰く「もう少し安い屋根開きはないのか?」
で探しました。
上記条件でボーダーラインを下げます。
・300万以下
・5万キロ以内
・10年以内
この辺が選考条件となります。
となると、
C、Eクラス、A5、C70、くらいしか見当たらないのです。
ミニやビートルの後席は座れません。ISも狭かった。3シリーズのソフトトップモデルは流石に古い。4はトランク使い物にならない。2シリーズはちょっと。。。
で、これらの条件を満たしつつ四駆を選択できるのは、AUDIしかないという事になりました。
(他に見逃しあれば教えてください)
四駆なんて要るのか?という疑問もありました。
FFでもそれなりに雪道走れます。
156の時は困ったことなかったな。
で行くと、C70が最有力。
兎に角、後席が広い。
Eクラスを越え、ベントレー並じゃないでしょうか。
国内外のユーザー評価もとても良いです。
4.2点。
「 ビバリーヒルズ高校白書」の主人公が乗ってたらしい。
なるほどね。
セレブな令嬢が高校入学祝にパパから買ってもらう初めてのマイカーに相応しい佇まいだ。
www.iihs.org評価機関による安全性スコアも高いです。同一モデルのデータは有りませんでしたが、これの8掛けくらいでしょうか。
・・・ですが、スキー板は、後席バックレストセンターを外す貫通タイプなのですが、今の板だと一本しか入りません。
3本積もうとすると、助手席積載ですw
ボクの隣に板と荷物。家族は後席。
まあ、やってやれないことはない。でもなあ。
後席が広い代わりに、トランクは若干狭いです。うーん。
いや、「オープンでスキー」。これ最高なんですよ。
昔ビートでやってました。
何が最高なんだろう。バカっぽさ?もありますが、
非日常のリゾート感、ホリデー感を最高に享受できるのです。
海沿いのオープンカーの比ではありません。
またやりたいな。それも家族と。頭空っぽファミリー。
というのと、Vクラスとの兼ね合い。
まだ暫くはあるわけです。そっちも。
スキーはそっちでいいじゃん。室内で着替えられるしブーツだって履ける。
ところが、以前も書きましたが重量級FR。
険しい峠の雪道を越えてとなると、なかなか厳しいものがある。
坂を登らないだけなら早めにチェーン巻けば何とかなりますが、コーナーで一回転して脱輪とか対向車アタックとかシャレになりません。
なので、もう一台、スキーヤーズエクスプレスとして四駆が有ってもいいんじゃないか?
週末一泊or日帰り。とか、高速降りて雪道長いルート、なら四駆。
連泊荷物満載ならV。
と、使い分けられるんじゃないか?
という訳なんです。
最近のAUDI、あまり好きじゃなかったんですけどね。
80の頃は好きでした。ドイツ車っぽくないエレガントが有って。有閑マダム然としたスタイルとか。
ですがその後は、中国の公用車は全部黒のAUDIになったのかってくらい北京や上海で見掛けるようになった辺りから、印象悪いんです。
日本でも、「高速で煽るクルマNo1」の座をBMWから奪って久しいですよね。なんか柄が悪いイメージ。
でもカブリオレは別格かも。
80の頃から続くフロントウインドウとAピラーを囲むシルバーのアクセントは、小憎らしいほど御洒落な演出であることは認めざるを得ません。
どのモデルも「脳味噌筋肉なゲルマン人」「気分は(映画)トランスポーター」というイメージのアウディにあって、カブリオだけは華道部とか文化系婦女子のイキフンを感じます。
ユーザー評価は4.7を獲得。
国内試乗記等を見てもなかなか好印象。
男目線。autoc-one.jp
女目線。
これも、新車当時は800万近くしてたんですよね。
それが半値以下ですからね、車は中古車に限ります。それでも高いけど。
車には出しても100万円代、と決めていたのに。
さあ、どうしましょう。
ていうか、ビートはどうしましょう。
取敢えずローン審査通しておきましょう。