Cult Racing diary

Cult Racing log book

さらば青春の光

S1000RR、売却しました。

 

ヤフオクなどには出さず、馴染みのあるお店に依頼し、買取して貰いました。

そちらを信用し、複数店での見積もり比較もしなかった。

 

あまり乗らなくなって1年あまり、売却か残すかグダグダと逡巡してたのを漸く手放すと決めた以上、手離れを良くしたかったのもあります。

 

そうと決めた以上、この子には出来るだけ関わりたくない。関わると情が移ってしまう。

思いが強いバイクだからこそ、最後はアッサリと。

 

そのまま誰かにレーサーとして乗って貰うのが1番ですが、このクラスのホビーレーサーには、然程そのニーズはないでしょう。

公道仕様に戻し、高額パーツをバラ売りするのも可能ですが、それは実際面倒。

 

なので、プロに委ねて、後の人生?車生?はお任せすることにしました。

 

査定額は希望価格の半値以下ですが、

そもそも希望が高すぎたと。

 

まだ第一線の実力はあると思うのですが、

こればかりは、仕方がないです。

 

 

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ECU書き換えとマップ作成はJAMさんが。


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トラコンの走行モードは、レインモード以外フルパワーです。

ラピッドバイクの最上位機で更にマップを詰めて頂き、後軸200馬力が出ましたよ。

 


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アグスタをレースで消耗させるのは忍びないと、サーキット専用機を検討してた8年前。

1番速くて1番安全なマシンを探しました。

そして、純粋に性能のみにフォーカスして選択し、新車で買いました。

 

正直、見た目は好みではありませんでした。

寧ろ、デザインをこれほど気に入らず買ったバイクは無かった。

普通、まずデザインありきです。形から入る。

 

なので、自分好みにする為、オリジナルデザインの全塗装までした。

コスプレマシンとしても恥ずかしくないレベルに到達できたと自負してます。

 

車体作りは、見た目より中身に金を掛けた。

エンジン設計のネガを潰して貰ったり。

サスも金の杖ではなく、インナーキットだし。

観て良し乗って良しのバイクになったと思います。

 

このバイクと過ごした7年間、ニセモノに引っ掛かって大変な紆余曲折もありましたが、

そのおかげで、それまでは雲の上だったホンモノな方々と繋がることが出来ましたし、得難い友人達とも出逢えました。

 

このバイクでの経験が、安定したバイクライフへボクを導いてくれた。

 

手放す事は寂しいです。

ですが、満足感もあり。

 

惜しむらくは、筑波でこの仕様での限界走行が出来なかった事。

大きな環境変化があったのでね。

 

やり残した事は、次へ持ち越します。

 

この車両のセカンドライフは不明ですが、もし何処かで出会ったら可愛がってやってください。m(_ _)m