リザルトが掲載されましたね。
予選が4.486。
決勝が4.453。
自己ベストは前戦の4.183。最終ラップで記録。
でした。
決勝の路温は50度越えでしたが、グリップ感には全く不安がありませんでした。
ビビりミッターのほうが先に来ます。
やはり、練習不足は否めませんね。許容値を上げるには、練習でトライして慣らすしか無いです。
事前練習は、慣らしの三本、ウイーク入ってからのハーフウエット1本。
だけでした。
オイル散布事件後は、それどころじゃありませんでした。
ダメになったパーツの見立て、手配、組み立て。
それらが終わったのがレース一週間前ですから、事前に乗るにしても、
「ちゃんと走るか?」
というレベルからのスタートです。
セットも前戦のママ。燃調だけは弄りましたが、検証は出来て居ません。
9/6、雨中でしたがダメもとで訪れ、ハーフウエットながら走れた一本で得られたマシンへの安心感が無ければ、今回の参戦は見送ったかもしれません。行って良かったです。
■予選
真っ先にコースイン、と思ってましたがバタバタして出遅れます。
後方です。
路温はまだ30度すこし。ベスコン。
クリアが取れて走りがハマれば、狙える筈。
ですが、上手く行きません。
TN1クラスはNS1、MS1らと混走ですが、この頃はタイム差が大きくなってしまい、必ず何処かで引っかかります。
直線の遅い車体はキツイです。予選残り時間を残して途中で止めるなんて出来ませんでした。最後まで頑張ります。が・・・。
4秒台には入ってもサインボードのポジションは「6」あたり。キチーッ。
ギアを一段上げます。
シフトアップ時にアクセルを戻さず半クラで入れることに。
これだけで加速が違う気がします。ミッションへのダメージを考えると使いたくない裏技。
暫くするとボードに「2」。
おおっ♪
まだ少し時間があるので糠喜びにならないよう最後まで頑張りますが、クリアは取れず。
クリアが取れないだけでなく、120%追い込むアタックは出来ませんでした。
つい、守ってしまいます。
前回の練習でアドバイザーの8810Rさんに指摘されたTipsを反芻しますが、
楽になった分をマージンに費やしてしまい、更に一段上のスピードに繋げられない。
遠心力が弱く、バンクが浅いままです。
(大きな走行写真はby ジョーカーさん)
消化不良のまま終了。ですが、ポジションは2位のままでした。
みんな苦労したんだろうな。
・・・そういや、写真に写る、船底のダサいアルミテープ。
クルーが車検で指摘されたとガムテープを貼り替えたのですが、あとで車検長に確認すると、「一番良いのは(ゴム)プラグ。無い時は内側にアルミテープ。」とのことで、
プラグついてるけどなんで?って話しに。それも内と外に貼る?
末端車検員の理解不足です。
個々人の解釈で組織としての判断、回答が分かれるって、今に始まったことじゃないけど、溜息でますね。。レース前にバタバタさせないでほしい。
真面目なのかルーズなのか良く分からん。
・・・さて、2番手です。
決勝に備えてガソリン補給。
前戦の反省もあるので倍の周回走れるくらい入れておきます。
リッター4発でFSW8周63kmに7リットルだったのに、
今回は450シングルでTKB10周20kmに5リットル。(笑)
濃くした燃調で10周をレーススピードで走った際の燃費は量ったことがありませんので。不測の事態はもう嫌。余りそうなら走行中にバルブ開いて空中散布してやります。
それにしても、TTで1列目なんて勿論初めてです。スタートは苦手ですが、頑張るしかない。スタート練習しておけばよかったと、いつも通りに後悔。
準備中、クルーと空気圧など相談しながら作戦会議。
出来ればホールショット取りたいね。
そこからどれだけ#15をブロックできるか。一周目のインフィールドで離すことが出来たら、プッシュして逃げきろう。
スタート次第では他車も全て厳しいタイム差だ。団子になるかも。隊列できればスリップに入ったり追っかけたりで、自己ベスト3秒台も見えるね。
ただ、レースは順位だから、残周回を常に意識しながら、組み立てなきゃ。
うん。表彰台がプライオリティだよ。
決勝は12時。路温は50度を越えました。真夏の湿度と熱風は無いので然程きつくないです。
■決勝
スタートです。もう一度張ろう。
リアクションはワンテンポ遅れたと思います。
ですが、作戦通り、「地味に繋いでジャダーを我慢し、クラッチディスクを落ち着かせながら絶妙なリリース、ディスクが食ったら即全開!」が決まりました。
アスファルトの半クラスタートが苦手なんですよ。この車両。
本来、モトクロスッサーですからね(笑)。
コーナーにアプローチして横に並ばれていないことは確認しましたが、視界の端に#15。
右端には#69もチラリ。
#69ヤバい。
イアンノーネ的ランディングに定評があると聞いたぞ。
心乱れますが、1ヘア、シケインとこなします。
ですが、このハイレベルな晴れ舞台でトップを走るのは流石に浮足立ってしまいます。後ろ気になるし。
焦ってスロットルオンが2テンポ早まったり、ブレーキミスって孕んだり。
2ヘアで詰められます。あれ?#69は居ない。#2が代わりに。
裏直終わりで#15にあっさり刺されました。
そこからはポンと離され、インフィールドでも詰められません。持ちタイム3秒台の
前にでるには、やはりリスクを負った走りをせねばならない。
「まあいいや」
気持ちを切り替えました。今年の最終戦で漸く表彰台が狙える位置です。マージンを多めに取って、後ろを抑える走りに徹します。
サインボードの周回数から逆算し、抜かれた後の作業をイメージします。
練習の際、小室さんから頂いたアドバイスを反芻。レースの組み立てを考えながら走るってこと。
4位に落ちる。つまりあと2台に交わされるには、最低4周は掛るだろう。そこまで今のポジションをキープすれば、表彰台の確度がぐんと上がる。
更に、最終ラップの1コーナーを頭取れば2位争いも制することが出来るかも。
てことは、あと3周このペースでギャップを維持できればよい。
(オフ車2台のランデヴー走行!これこそターミネータークラス!!)
そんな事を考えつつ、落ち着いて走る事が出来ました。
そんな事考えてたから、走りの方は進化が見られなかった。
予選で意識して走れた8810R Tipsは飛んでしまっていた。
(秋晴れの運動会に泡の打ち上げ花火)
ホビーレースへの参戦は、練習含めたプロセスが大事、楽しみの大半なのは、間違いないです。
ですが、それに結果が伴うのは、勿論最高です。
#15には歯が立ちませんでしたが、他の690勢には順位もタイムも上回る事が出来ました。
レースタイムは自己ベストの10'52.446を記録。進化したと言えるのではないかな。
TOPから3.530のGAPは厳しい現実ですが、レースはタイムアタックじゃないですからね。2位は2位。です。
レース本番に至るプロセスとしては変則でした。
練習を積み重ねるプロセスではなく、
壊れた車両を直すっていう望まない過程が大半でした。
ですがそれもまた、趣味のレースの過程。辞めたきゃ辞めたって誰も困りません。好きでやってることに変わりない。
さて。来年どうしよう。
何度も繰り返しますが、TN1は空冷ツインの車両が出来上がるまでの間、TTに参戦する為のツナギ参戦のつもりでした。
その車両も取りあえず走れるようになった今。
来年どうしよう。
結論は少し先送りにします。一年では捨てがたいレースの魅力に溢れてます、TN1。
・・・
あまりやったことがありませんが最後にSpecial Thanx Creditなど。
その前に、この場を借りて再度、例の事故で怪我をさせてしまった二人のライダーへお詫びを。
ご迷惑をお掛けしました。(Nさんは今回あっさり大差で優勝されてましたが。。!)
また筑波で一緒に走れたら幸いです。
・・・
それではSpecial Thanks!
先ずは、ドラサロのクソジジイの所為で筑波には二度と来ないと誓ったままのチーフと監督。自宅に帰ると。
監督「頑張った?今日は一番だった?」
ボク「頑張ったけどまた2番だったよ」
監督「もっと頑張れば明日は一番になれるよ」
ボク「・・・はい。・・・明日も走らなきゃだめ?」
毎回クルーを務めてくれる、OTBさん、SSKさん、SITさん。
SSKさんは相談の壁打ち役も担ってくれるし、アグスタOC(旧型)のSITさんは写真も"そこそこ"撮ってくれる。有難う。
毎度おなじみ円陣家至高の番頭さん。オイルのクイックな確保のみならず、決勝前にはチェーンオイルを塗布してくれました。
Team3/4の皆さんは大半が自らBOTTに参戦ですが、合間の応援はとても心強いです。
自らもレーサーのSKGさん、MTMさん、TKHさん、いつも声掛け有難うございます。
そして勿論、共にTN1を戦うビックシングル戦士たち。お陰で、ボクは良い趣味を持ってると、胸を張れます。
有難うございます。
おっと。
オフ車で筑波走らすなんてCultで無理目なお願いを聞いて下さるプロショップも忘れてません。
以下順不同にて。
円陣家至高
YOYO
リアライズ
JAM
MONDOMOTO
スピスタ
それと・・・
TWMC!!!
有難うございましたッ!
(幾つかは現地でクルーと分けたけど、今回の副賞は良かったです。筑波ロゴ入りマグネットトレー、いいでしょう?YAMAHA RacingのハットもGoodでした!\(^ω^)/)