Cult Racing diary

Cult Racing log book

筑波選手権にて

土曜は夏日でした。


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紹介します。

こちら、日本一ハードボイルドなStepWGN

サイドスカートはリベット留め。

横転歴あり15万キロ。

 

ニコイチ?サンコイチ?の車体ですが、ネオチューンが施されており、乗り心地はナカナカ。

エンジンも円陣家至高の油脂類でノートラブル絶好調!とか。

 

コレに揺られて行ってきました筑波選手権。

友人2人のサポートです。

 

ですが早々に結果がでまして。

残念ながら転倒と電気系トラブルで共に予選リタイヤ…。

 

 

という事で、

サイドストーリーその①

 

納車式が行われました。

マイヘルメット持って行ったよ。


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KTMシングル最速の690R。

レースキットのフルオプション付き。

 


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 初めて乗りました。

現在の筑波ツーリスト・トロフィーTN1クラスにおいて、ほぼワンメイクと化しているマシンです。

 

ぶっちゃけ、愕然としました。

もっと、僅差かと思ってた。ボクの450と。

 

…何処がターミネーターやねん!

極上のロードバイクやんか!

 

フロント荷重皆無なオフ車にヤラレまくり、金と時間も掛けながら試行錯誤で何とかねじ伏せている今日この頃。

極めて自然で軽快なロードバイクのハンドリングと、下から上まで間断なく溢れる怒涛のトルク。

 

言葉を失いました。

 

450はパワーバンドを外せば追突されそうになるが、

690は多少ルーズなシフトワークでも1つ上のギヤでもスロットルガバ開けで何とかなる。

 

リッターSS vs 2st 250

この構図に近い。

コースによっては勝ち目があるか?

というドラマティックなストーリーは、マンガの世界にしか存在しない。

 

現実はそう甘くはなかったです。

 

しかも、ハイカムも外してマップも1番穏やかな設定だとのこと。

予想外の圧倒的な差に、言い様のない虚しさを感じてしまい…。

 

潮時

 

の二文字が頭に浮かびましたね。

 

 

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嬉しそうに走り回る 新たなオーナーさんは、

675と690の二台持ちになりました。

微妙な位置関係ですよね。

 でも、二台とも良いバイクです。

それって贅沢の極み。

 

 

その②

 暇だったので自分のタイヤの組替えをサービスに依頼。

 

ピレリのBOSSが色々アドバイスしてくれました。

 実はmoto1全盛期の頃、トニーさんやタカテルさんのメカをやってた事がある?とか、

御自身もモタ車を複数台お持ち?だとか。

 

意外でしたが、周りに情報が皆無な昨今、とても嬉しい話でした。

 

・内圧はスタートホットで前後1.7でも良い。

・コンディションにより1.6も。

・ウォーマーは1hから最大1.5hで計測。

温めすぎてしまっても走れば落ち着くが、計測タイミングは一定にすべき。

 

との事。

内圧が高いとチャタが酷くなりますと。

 

これまでの内圧は、1.9/1.8が基本でした。

フロントのチャタリングはこれが主たる原因だった可能性アリ。

走行後半になって発現するチャタは、内圧が上がる事により 生じていたのだと診断が付きました。

 

その③

怪我人も出てしまった為、早々に撤収し帰ろうしていると、ステゴンのオーナーが。

 

「鶏の美味い店がある。遅くなると売り切れるらしいから、早く帰るなら寄って食べていきませんか?」

と。

 

ちょっと暗い雰囲気でしたし、

ノンアルコールで飯食いながら反省会と次戦への作戦会議もアリか。

 

そう考え、提案に乗る事にしました。

 

店に着くと。


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 肉屋。

 

「あのぅ。イートイン、レストランの入り口は何処ですか?」

 

「は?(・・?)」

 

ココは加工鶏肉の持ち帰り専門店。

彼の「食べに行く」とは、

買った矢先に店頭で食う。

という意味でした。

 

久しぶりに、想像の斜め上って奴を食らい、眩暈がしました。

 

確かに、字面の通りではあるけどさぁ。

 

いや、美味しく戴きましたけどね。

丸焼きもお土産に。