今季初レース。
ACへのつなぎとして、軽量シングルでの筑波トレーニングマシンとして導入したKTMが、ここのところ、ボクのメイン機になってしまいました。
とは言え、元はオフ車ですから、練習より先に、無駄に苦労させられてます。
ですが、それら苦労も、サスの動きやセッティング、それに対応する乗り方の勉強には大変役立っていると思っています。
レースに出る目的は人それぞれ、その時々で千差万別と思いますが、
少なくとも筑波TTのTN1クラスにオフロードマシンで出るボクにとっては、
是が非でも勝つとか 、ひとつでも上にとか、純粋な競技マインドで無いのは確かです。
勿論レースですから、良い成績を残したいのは山々ですが、それだけだったらこんなマシン選択は(今のレギュレーションでは)しませんよね。
「ホビーレースは思い出作り、練習成果の発表会。」
それをどう解釈するか、ということですが、
450で参戦する意義としては、マシン作りから乗り手のアジャストまで、0ベースで臨むことが出来るという、(無駄な)プロセスにも大いに魅力を感じています。
好き好んで不利なマシンを選んだわけでもないのですが、結果としてそうなっているのも、プロセスを楽しむという意味では、まんざらでもありません。
レース結果は時の運。
時間とカネを掛けた結果をどう捉えるかは十人十色。所詮自己満足のホビーですからね。
自己満足といえば。
今回配布されたプログラム。
表紙を飾らせて頂きました!
昨年初参戦した時の写真です。
カルトカラーでのコスプレが評価されたのでしょうか。
ホビーレーサー冥利に尽きます。有難うございます。
レース当日は、カルトレーシングの愉快な仲間達wが4名、手伝いに来てくれました。
しかも今回は、KTMオフィシャルテントに入れて貰えました!!
前回はケンモホロロに断られましたが、今回はYOYOの楊社長の御好意で、スペースを提供頂きました。
実に嬉しい配慮です。有難うございます。
TN1クラスは午前中で車検もライダーズミーティングも予選も決勝も終わってしまいます。つまり、バタバタです。
懸念された車検も難なくパスし、予選に挑みます。
時間は15分間。
前回同様、隊列がバラケタ後半にアタックする作戦でした。
ところが。
20170422筑波TTターミネーター1予選、オイル、転倒、クラス9位
予選開始早々、オイルまき散らした車両が。
最終コーナーで、三台が次々に食われました。
ボクは三台目。
黄旗には気付いてスローダウンしていたのと、バンクしていたお陰で、落差なくコケられました。
その直後にオイル旗が出て、数十秒後に赤旗中断となりました。
この辺でやられました。
その後、数十分の中断。処理に長い時間が費やされます。
どうやら、コース全周に渡りオイルを撒いて走ったようです。
幾ら素人のレースとは言え、酷い。
整備不良のようだと聞きましたが、それよりも、
一周走りきる鈍感さと、被害にあったライダーに一言もない配慮の無さ。
良い大人なのに、残念な人がいたものです。
オイル漏れ自体は、やむを得ない事もあると思います。
ですが、その後の対応如何で、そのライダー、チームとしての評価が決まると思います。
この日参加したエントラント、オフィシャル、観客、全員に多大なる迷惑を掛けたのに。
被害状況。
マシンの方は、流石オフ車。走れなくはありません。
ステップが削れて半分無くなり、バーハンが曲がり、あちこち傷が付いた程度です。
ラジエーターに若干リーク後が見られましたが、なんとかもちそう。
残念だったのは、去年綺麗に直して頂いたツナギがまた・・・。
安全装具という本来の機能を遺憾なく発揮してくれ、エアバックもキッチリ開いて怪我が無かったのは幸いです。が・・・。
あ、グローブに穴は空いてませんでしたが、何故か指先を火傷した。それだけで済みました。
中断された予選は、5分に短縮されて再開しました。
その後の各クラスも10分に短縮。
コースにはオイル処理後が随所に。
みんな、モチベーションだだ下がりです。
兎に角コケないようにと、オイル痕を避けて慎重に走る様が、こちら。
細い綱渡りのラインに蓋をされて、がっくし。。
折角表紙を飾ってご機嫌だったのに、すっかりやる気も無くなってしまいました。
コンディション掲示板では丁度予選の時間が空白になっていました。
続きます。