Cult Racing diary

Cult Racing log book

14.1:筑波TT TN1 予選

そういえば、朝の搬入時、かみなりかぞくのHGWさんに挨拶した際の事。

「前日走ってたのを見た人が、「ヤバいSMRが居る」って、LINEで騒がしいことになってましたよ」

と言われた。
なに、LINEとかやってるのTN1のライダー達でw

ヤバいって、何がヤバかったのだろう。危ないことしたっけ。誰かに絡んだっけ。
HGWさんがレギュラーライダーを紹介してくれた。
ヤバいヤバい云われた。

うーん…。

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(0800 クルーが暖機場からゲートインピットへ搬入してくれた)

ライダーは暖機場からテントに戻って着替えを済ませ、装備だけもって指定のピットへ行く。
そこには準備万端整ったマシン。

motoGPのようだ。

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(0820公式予選開始)

ピットの場所が良く、一番でコースイン出来た。
予選時間は15分もある。MCの倍だ。最大限活用するつもりでコースイン。

ホルヘのようにインラップからアタック掛けるのではありません。

どうせ一周目で、あとからコースインしてくるスロー車両に引っ掛るだろう。
ならば隊列がバラけるまでタイヤの皮むきに終始します。

残り10分くらいからアタック開始。周りとの距離を取れるポジションを探しながら。

グリッド位置がとても重要なのは筑波の定説ですが、ボクの非力なマシンではその傾向が顕著に出ると思っていました。
何故なら、クリアラップでの持ちタイムが一緒なら、絶対勝てない。
稼ぎ処のコーナーで詰まり、立ち上がりと直線で離される。

抜きどころの少ないコースで勝負に強いのは結局パワーのあるマシンだ。
そう考えていました。

なので、グリッドを少しでも前でスタートし、オープニングラップのインフィールドで一気に引き離すというのが、今回唯一の作戦。

 そこからの10周、抜かれ続けて落ち着くところに落ち着くだろう。

まあ、初めてのTN1ですし、自分の持ちタイムだと一桁順位争いができれば御の字。
そう考えていました。

 

 

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(最終コーナー)

集団に引っかからないよう間合いを測りながらアタックします。
昨日の良い感触が残ってる。タイヤもOKだ。
眼の端に見えるP-LAPもそれを裏付けている。
サインマンの差し出す残り時間が2、1、となります。
チェッカーは・・・未だ振られてない!

ラストラップに渾身のアタック開始。

 

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(1ヘア)
1ヘア立ち上がりまで過去最高の仕上がり。UEDさんに学んだ事を実行しながらアクセルコントロールのタイミングをとる。

ところがCX進入でまさかのスロー走行車両。
レコードラインをのんびり走ってる!

 

「まだ終わってねえだろ呆けぇ!どけぇ!」

譲られることなく、アジアまで蓋をされる。
やられた。これも作戦か。自分のタイムが出たらあとは他の邪魔。
ココは地獄のmotoGPか。
ゼッケンは見なかったが背中の柄は忘れねえぞ。
あとは諦めて流さざるを得ず。

予選タイムはこの周の前に記録した、5秒137。タラレバなら、4秒台に入れられていた筈。口惜しい。

順位はTOPから0.210秒差の総合4位、クラス3位でした。
リザルト見て驚愕。トップから0.7秒に7台!
激アツです。こえぇー。

予想外の高順位ですが。みんな三味線か。
ボクはセカンドロウのアウト側からの決勝となりました。
アウトかぁー。。orz

予選の走りを反芻します。
セットは空気圧のみ気になった。チャタが多く出た。抜本的改善が必要なのかもしれないが、博打打つほどでもない。
その他のサスや燃調はこのまま行くことにしました。

乗り手は、最終コーナー進入をオーバースピードで行けるのではないか?
立ち上がり全開も早められるのではないか?
と妄想。

思わぬ予選順位に欲が出てきました。


おっともう1500字w
続く。